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レジの打ち間違いで安くお会計されたら?「ラッキー!」とやり過ごす客、なぜ?リアルな本音を聞いてみた

  • 2025.2.16
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出典:photoAC(画像はイメージです)

キャッシュレス決済の普及やレジの機械化が進み、お会計のミスは昔に比べて減ってきたかもしれません。しかし、人が関わる以上お会計の金額が間違ってしまうことはゼロではありません。

例えば、支払った後に「金額が違う!」と気づいた場合、自分が多く支払っていたら、お店に連絡して返金を求める人が多いでしょう。しかし、安く会計されていた場合は「店員さんが気づいていないならラッキー!」と思う人もいれば、「間違いは正すべき」と指摘する人もいたりと、さまざまな意見があるようです。

そこで今回は、店側のミスで安くお会計されていたら指摘するかどうかのアンケートを実施しました。

店側のミスで安くお会計されていたら指摘する?そのままにする?

寄せられた全300件のうち、店側のミスで安くお会計されていたら指摘する派が188票、そのままにする派が112票と、指摘する派が多い結果となりました。

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出典:TRILL調べ

寄せられた意見を紹介します。

指摘する派の意見

後でトラブルになっても嫌だから

次もそのお店を利用したいので、一声かけます。安かろうが高かろうが、トラブルは避けたいからです。
(30代女性・大阪府)
カメラなどで見れば分かるので、後から何かしらのトラブルになっては困ると思うからです。
(30代女性・主婦・東海地方)

お店の人に迷惑がかかるから

ミスで安く会計したのが発覚した時、店の在庫と売上金額が合わなくなって仕事がまた増えるであろう店側のことを考えてしまってついつい言ってしまう。
(20代女性・会社員・中国地方)
何度かありますが、必ず指摘してます。理由は私も販売の仕事をしており、最後のレジ締めで合わないと大変だと言うことを知ってるからです。
(50代女性・パート・大阪府)

指摘しないと罪悪感が生まれるから

自分が接客業をしていた時にレジの差異はとても大きな問題だったし、気付いているのに黙ったままにしたら後々モヤモヤするので伝えます。
(30代女性・主婦・兵庫県)
少なく払ったことがずっと心に引っ掛かっていて買ってきたものを使ったり食べたりするたびに後ろめたさを感じ、嫌な思いをしそうだから。
(50代男性・会社員・東北地方)

店側のミスで安く会計されていたら指摘する派の意見は「後でトラブルになっても嫌だから」「お店の人に迷惑がかかるから」「指摘しないと罪悪感が生まれるから」といったコメントが多く寄せられました。

そのまま派の意見

正直ラッキーと思ってしまう

もう一回レジにいって、指摘するのはめんどくさいし、店員さんのミスなら、ラッキーくらいですましてしまっていいかなと思うから。
(20代男性・関東地方)
高く会計された時は指摘するが安くなっている場合は「ラッキー!」と思ってそのままにしてしまいます。
(40代男性・会社員・北海道)

戻るのが面倒だから

正直その場で気づいたら店側にお伝えしますが、店を出た後や家についてから気づいたらわざわざお伝えはしません。
(50代女性・兵庫県)
その場で気づいたら言うのですが、家に帰ってから気づいたら再び足を運んで言うことはしないです。
(40代女性・アルバイト・関東地方)

チョットした金額なら気にしない

桁が一つ違うくらいのミスでしたら、丁寧にお伝えしますが、数円単位でしたらそのままにしてしまうと思います。元より高くなってしまった場合は、お伝えします。
(30代女性・フリーランス・千葉県)
高ければ言うと思うけど、安かったら言わないと思う。価格がやすく間違えられていることに気づいたとしたら、心の中で伝えるべきか葛藤すると思うけどきっと言わないと思う。
(40代男性・会社員・愛知県)

そのまま派の多くは「正直ラッキー!と思ってしまう」「後で気が付いたら面倒だから」「多少の金額なら気にしない」といった意見が見られました。

気づいた際は指摘しましょう!

店側のミスで安く会計されていたら、指摘する派の人は「後でトラブルになっても嫌だから」「お店に迷惑をかけたくない」「指摘しないと罪悪感が生まれるから」といった理由を挙げていました。多くの人が、店員さんの負担や道徳的な観点から「気づいたなら正すべき」と考えているようです。

一方で、そのまま派の人は「ラッキーと思って指摘しない」「わざわざ戻るのが面倒」「ちょっと得したくらいなら気にしない」といった意見が目立ちました。特に少額の間違いに関しては「わざわざ伝えなくてもいいのでは」と考える人もいるようです。

しかし、こうした金額のミスが積み重なると、お店側の経営や従業員の負担にも影響を与えかねません。店員側もミスがないよう心がけるのはもちろん、お客側も「少額だからいい」と見過ごすのではなく、気づいた際には指摘するのが望ましいでしょう。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/2/6〜2025/2/7
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300