「600円のお会計に1,100円出す客は迷惑」レジ担当に本音を聞くと…意外な理由が明らかに

お会計の際、少しでもお釣りの小銭を減らそうとして、あえて多く小銭を払う場合がありますよね。

「100円玉を多く渡さなく済んで楽」という声がある一方、「お客さんが小銭をずっと探して支払いが遅れるのは困る」「500円玉のストックが少ないため、あまり出したくない」「会計がめんどくさい」など意外にも“迷惑”と感じる店員さんもいるそう。

そこで今回は、600円のお会計に500円玉のお釣りをもらおうと1,100円出すお客さんは迷惑か、迷惑じゃないかを調査しました。

600円のお会計に500円玉のお釣りをもらおうと1,100円を出すお客さんは迷惑？迷惑じゃない？

全300件（有効票）から寄せられたアンケートの結果はこちらです！

600円のお会計に500円玉のお釣りをもらおうと1,100円を出すお客さんは「迷惑」に21票、「迷惑じゃない」は279票という結果に。ほとんどの方が迷惑じゃないと回答していました。

寄せられた意見を紹介します。

手間や500円玉の在庫管理を考慮すると、迷惑だと感じることがあります。500円玉は流通量が少ないため、店舗によっては在庫管理が難しい。
（30代男性・会社員・京都府）

500円玉の枚数は何枚使われるか読みにくいので、両替の手間をなくすためにも正直使ってほしくないからです。
（20代男性・会社員・東京都）

会計が複雑になり、意外と時間がかかるという点から、このお客様は迷惑だなぁと感じるからです。
（30代男性・会社員）

まあ、正直めんどくさいなぁと思いますね。ややこしい出し方するのやめて欲しいとか思っちゃいます。
（30代女性・会社員・兵庫県）

迷惑と回答した方は、「500円玉は流通量が少ない」「500円玉のストックがなくなりそう」と回答した方が多かったです。

また「会計が複雑になる」「ややこしい出し方するのやめて欲しい」という意見も。

レジ側としては大変ありがたいことです。100円玉が少なくなることも多々あるため。
（50代女性・パート・東海地方）

正直に言うととても助かる。1,000円を出されるよりとてもありがたい。またお釣りとして渡すのも一枚だけなので手間も省ける。
（20代男性・会社員・山梨県）

結構そういう人が多くいるので、慣れてしまっていて特に迷惑に感じたことはありません。
（30代男性・会社員・福岡県）

そういう人は結構いるので、あまりなんとも思わないです。ただ、お会計をするとき、財布の中を探す時間が長いと迷惑だと感じます。
（30代女性・主婦・関西地方）

自分もお客様の立場でやるし、レジの仕事を長年やってきたが、迷惑だと一度も思ったことがない。小銭を減らしたいんだろう位にしか思わないから。
（40代女性・パート）

お客様に渡す硬貨の数が減るので、受け渡しにかかる時間が短縮されて円滑に仕事が進むから。
（20代男性・自営業・静岡県）

迷惑じゃないと回答した方の意見には、「むしろありがたい」「ワンコインで返すのがラク」という意見が多数でした。

また「自分もお客様の立場でやる」「そういう人は結構いるのでなんとも思わない」と考えている方も少なくありませんでした。

アンケートの回答結果によると、600円のお会計に500円玉のお釣りをもらおうと1,100円を出すお客さんを迷惑だと思う人は、ほとんどいませんでした。

迷惑と回答した人は「500円玉は流通量が少ないため、店舗によっては在庫管理が難しい」といった意見を挙げていました。

一方、迷惑じゃないと回答した人の意見には、「自分もお客様の立場でやる」「500円玉の方が、返しやすい」「レジ側としては大変ありがたいことです。100円玉が少なくなることも多々あるため」などが挙げられていました。

また、レジ業務の経験がある方にのみ伺ったアンケートですが、こういった出し方を初めて知ったという方もいました。店員さんによっては、なぜ1,100円で出すのかわからず対応に困ってしまう方もいるのかもしれませんね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/2/6〜2025/2/7
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問／レジ業務の経験がある方のみ対象
・有効回答数：300