歯医者の「痛かったら手をあげて」に患者「なかなか言い出せない」まさかの理由とは？意外な回答あつまる

「痛かったら手をあげてくださいね」。歯医者さんでそう言われたこと、ありますよね？ですが実際のところ、手をあげたことがある人はどれくらいいるのでしょうか？

しかし、「痛すぎて手をあげる余裕がない」「なんとなく言い出しづらくて言えない」など、手をあげられなかった経験がある人もいるようです。

逆に「ちゃんと手をあげたらすぐ対応してくれた！」という声も。

そこで今回は、歯医者さんで痛かったときに手をあげることができるか、したことがないかについて、調査しました。

歯医者さんで痛かったときに手をあげることができますか？したことがないですか？

全300件（有効票）から寄せられたアンケートの結果はこちらです！

歯医者さんで痛かったときに手をあげることが「できる」に158票、「したことがない」に142票が集まり、ほとんど半々という結果になりました。

寄せられた意見を紹介します。

歯の治療で実際に痛いときは手を挙げて知らせます。知らせなくて我慢しても何もいいことはないと思います。
（50代男性・会社員・東海地方）

痛い時に変に体を動かしてしまうと危ないし、治療の妨げになってしまうので、正直に手をあげます。
（40代女性・会社員・愛知県）

手をあげると麻酔を追加してくれたりすることがあるので、手をあげたほうが結果的にスムーズに治療が進むと思うからです。
（40代女性・自営業・神奈川県）

痛くて耐えられないときは、手をあげることで、麻酔を追加してくれたり、使う機械をかえてくれたりするので、手をあげるようにしているから。
（20代男性・関東地方）

本当に痛すぎて、麻酔も全く効いていない時があったのでその時は手を挙げました。ただ普段は頑張って耐えます。
（30代男性・会社員）

普段は少々痛くてもしないですが、かなりの痛みだったときに手をあげることはあります。
（40代女性・アルバイト・関東地方）

できる派の方は、「痛みを伝えた方がいい」「歯医者側にも伝わるし、対応してくれる」「激痛のときだけ手をあげる」と回答されていました。

痛くて手を上げたことはありますが、もうちょっとで終わりますから我慢してくださいとしか言われないからです。
（30代男性・会社員・愛知県）

幼少期に虫歯になり「痛かったら手をあげてねー」と言われ、治療が始まったのですが痛くて手をあげました。すると、先生が「大丈夫、大丈夫。イタクナイヨー」と言いながら治療を続けられ、幼心に「あげてもこれは聞いてくれないんだ」と悟り以降あげていません。
（30代女性・会社員・東京都）

なんとなく恥ずかしいのと我慢してしまう性格なのでなかなか言い出せない。勇気がない。
（30代女性・九州地方）

やはり手を挙げるというのは恥ずかしいかなと思うからですね。挙げるのはやはりダメかなと思います
（30代男性・ライター・東京都）

痛いのレベルがどのくらいを示しているのかがわからず、あげたことがない。我慢できないほどの痛みを示しているならそれほどではないしな…と考えてしまう。
（40代男性・会社員・埼玉県）

この痛さで手を挙げていいのかどうかと迷ったりしている間に終わったり、痛い！と思ったときには手を挙げそびれたりなど、今まで手を挙げたことはありません。
（50代女性・会社員・近畿地方）

したことない派の意見では、「手をあげても意味がない」「恥ずかしい」と考える方がほとんどでした。

他に「どの程度の痛みで手をあげていいのか迷う」という方もいました。

アンケートの回答結果によると、「できる派」の多くは、「痛みを我慢せず伝えた方がいい」と考えているようです。実際に手をあげたことで麻酔を追加してもらったり治療が一時中断された経験がある方がいました。

一方、「できない派」には、「手をあげても意味がない」「恥ずかしい」と思っている方や「どの程度の痛みで手をあげていいのか迷う」方が多いようです。

手をあげるかどうかは個人の性格や考え方によるところも大きいですが、我慢しすぎると余計な負担がかかることもあります。痛みを感じたときは、無理せず歯科医に伝えるのが良いかもしれませんね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/2/5
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300