レジ会計で「トレー以外にお金を置く」なぜ？→迷惑行為の理由を聞くと…“意外な理由”が明らかに

レジには大抵、お金を置く用の「トレー」がありますよね。トレーにお金を置いてくれれば、店員さんも楽にお金をまとめられます。

しかし、ときどきトレーがあっても机の上などにそのままお金を置く方も少なくありません。レジ経験者の方は「あるある！」と思う方が多いのではないでしょうか。SNSでもたびたび「トレーの横に置くお客さんがいて迷惑」という投稿が話題になっています。

そこで今回は、お会計時にトレー（カルトン）の横などトレー以外の場所にお金を置く理由をアンケートで伺いました。

なぜトレー以外の場所にお金を置くの…？

お会計時にトレー（カルトン）の横などトレー以外の場所にお金を置くことがある、という方から寄せられたコメントを紹介します。

現金の出し入れに集中しすぎて、トレー自体の存在に気付かなかったことが要因。
気付いた時にトレーに戻した。
（40代男性・会社員・北海道）

トレーが目に入っていなくてついつい机の上に置いてしまうことがありますが、トレーが目に入ったときは必ずトレーに置きます。
（40代男性・会社員・京都府）

バタバタしているとなかなか慎重にならないので置いてしまうことがありますね。反省ですね
（30代男性・ライター・東京都）

時々なのですが急いでいるときや、細かな1円など整理したいときは横においてすぐに会計などできるように準備万端にします。
（40代女性・会社員・東京都）

両手に荷物を持っている時などは、こちらもお金を払うのも必死なので、トレーの近くの置きやすい場所に、お金を置くこともあります。
（30代女性・主婦・大阪府）

トレーの位置が遠くて渡すお金がお札だけの場合などは、わざわざトレーを使わなくても受け取りはしやすいから別にいいだろうと判断することがあるため。
（30代男性・フリーター・大阪府）

レジの前のスペースにお金を出した後についつい置いてしまう。お釣りを入れるまで手で持つのが面倒。
（40代男性・会社員）

自分の前の客が払った時に、店員がお釣りをトレーに載せて差し出したのを見た時、トレーはお釣りを置く場所のように思えたので、自分が払う時にトレーに置きにくかった。
（60代男性・無職・大阪府）

「トレーの存在に気付かなかったため」という回答が多くありました。

また、独自に「トレーを使う必要がないだろう」と判断したという方も。

一方、お会計時にトレー（カルトン）の横などトレー以外の場所にお金を置くことはないという方にもご意見を伺いました。

お金を置くためにトレーがあるから、トレーの存在を考えるとトレーに置く以外考えられないから。
（30代女性・会社員・大阪府）

レジでは、店員さんに負担をかけないように気をつけているので、お金も取りやすいようにトレーに置きます。もし、トレー以外にお金を置くと、店員さんが取りにくいし、何かの弾みでお金が転がってしまうこともあるので、トレーに置くようにしています。
（40代女性・イラストレーター）

コンビニなど接客業をやっていたので、トレーの横に置かれるとお金が取りにくい経験から自分はトレーがあるならトレーにお金を置くようにしてます。
（40代男性・在宅ワーカー）

置いたことない派の意見としては、「トレーはお金を入れる場所だと思っているため」や「店員さんの負担を減らすため」と考えている方が多いようです。

全300件（有効票）から寄せられたアンケートの結果、レジでトレー以外の場所（トレーの横など）にお金を置くことはあるかの質問に対して、「置いたことがある」に30票、「置いたことない」に270票が集まりました。

置いたことある派の意見として、会計時にトレーの存在に気付けずにとりあえず置いてしまう方が多くいました。

一方、置いたことない派ではトレーにお金を入れるのがマナーだと考えている方からの意見が多く寄せられました。店員さんの負担を軽減させるためにもトレーに入れようと考えている方がいました。

今回のアンケートでも、実際にレジ打ちをされていた方から、トレーに入れた方が楽といった意見も寄せられています。店員さんもレジ打ちで忙しいときもあるため、お客さんとしてお店を利用していても、思いやりをもってお金をトレーに入れるようにしたほうがよさそうですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/1/28〜2025/1/30
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300