1. トップ
  2. “実生活でも子育て中”の俳優が演じる父親役に注目集まる「配役最高」「ぴったり」“秋に見たくなる”ドラマがついに放送開始

“実生活でも子育て中”の俳優が演じる父親役に注目集まる「配役最高」「ぴったり」“秋に見たくなる”ドラマがついに放送開始

  • 2025.9.19

テレビ朝日系オシドラサタデー枠で『パパと親父のウチご飯』が10月よりいよいよ放送される。timeleszの松島聡と俳優の白洲迅が主演を務めることが発表され話題となった。不器用なシングルファーザー2人が子どもを育てながらルームシェアをする姿を描いた、新感覚のホームドラマだ。原作は『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の豊田悠。スピンオフも含めると累計150万部を突破した人気作がついに地上波連ドラ化される。

不器用すぎる父たちの共同生活

物語の主人公は、元カノから突然娘を託された元ヤンの接骨院院長・千石哲(松島聡)と、離婚して息子を引き取った漫画編集者・晴海昌弘(白洲迅)。どちらも子育てに慣れていないシングルファーザーだが、互いに助け合うためルームシェアを始めることになる。

“父×2、子×2”の共同生活は波乱続きだ。幼い子どもたちにご飯を作るだけでも一苦労のなか、晴海は過去にトラウマを抱えており包丁を使うことができない。それでも、慣れない家事に悪戦苦闘しながら子どもを思う気持ちは本物だ。次第に2人の姿は、不器用ながらも応援したくなる父親像として映し出されていく。

松島聡の新境地、白洲迅のリアル

undefined
白洲迅 (C)SANKEI

今回の大きな見どころは、キャスト陣の新鮮な組み合わせだ。timeleszの松島聡にとって、今作は待望の地上波連ドラ初主演となる。これまで“癒やし系”“末っ子キャラ”といったイメージが強かった彼が、短気で喧嘩っ早い元ヤンの父親役に挑戦する。子どもと向き合いながら奮闘する姿は、アイドルとしての印象を大きく更新する可能性を秘めている。

一方、白洲迅が演じるのは“優しすぎる”漫画編集者だ。実生活でも2児の父である彼にとって、この役柄は決して遠い存在ではない。現実の経験がどのように芝居へと投影されるのか注目される。

SNSでは「今の時代にピッタリのドラマになると思います」「観たら確実にお腹空くやつ」「泣くほど嬉しいです!」という期待の声のほか、「配役最高!」「白洲さんの雰囲気ともぴったり」「イメージにはないキャラクターでどうなるのか楽しみ」「普段と全然違う聡ちゃん」といった反応が寄せられている。主演の2人がどのように役を体現するのか、多くの視聴者が関心を寄せている。

『パパと親父のウチご飯』は、単なる子育てドラマにとどまらない。父親2人の奮闘に食卓を介した絆が重なり、視聴者自身に“家族とは何か”を問いかける作品となっている。秋の夜長に温かい料理とともに心を満たしてくれる一作として期待される。


ライター:柚原みり。シナリオライター、小説家、編集者として多岐にわたり活動中。ゲームと漫画は日々のライフワーク。ドラマ・アニメなどに関する執筆や、編集業務など、ジャンルを横断した形で“物語”に携わっている。(X:@Yuzuhara_Miri