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三角関係ならぬ四角関係!?【昭和〜平成初期で最高のラブストーリー】“天真爛漫なバリキャリ女”に釘付けの名作ドラマ

  • 2025.2.1

ラブストーリーはいつの時代になっても、愛されるジャンルの1つです。特に、昭和から平成初期にかけて放送されていたトレンディドラマは、性別や年齢を問わず多くの方に親しまれています。今回は、そんな“今見てもどハマりする昭和〜平成初期において最高と呼べる名作ラブストーリー”を5つセレクトしました。

本記事ではその中から、織田裕二主演のドラマ『東京ラブストーリー』についてご紹介。平均視聴率22.9%、最高視聴率32.9%という驚異的な人気を博した傑作ラブストーリーの注目ポイントとは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

もつれ合う四角関係…!昭和〜平成初期の“名作ラブストーリー”『東京ラブストーリー』

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(C)SANKEI
  • 作品名:『東京ラブストーリー
  • 放送日:1986年7月25日~9月26日

あらすじ

漫画家・柴門ふみの同名漫画を坂元裕二・脚本でテレビドラマ化。

愛媛から転勤で上京してきた永尾完治(織田裕二)は、新しい職場で赤名リカ(鈴木保奈美)からの熱烈な歓迎を受けて戸惑います。その後、同窓会に出席した完治は、思いを寄せていた同級生の関口さとみ(有森也実)が同じく同級生の三上健一(江口洋介)とキスをしているところを見かけてショックを受けます。

そんな完治に、好意をもって付きまとうリカ。完治はリカを避けつつさとみに告白するものの、さとみは告白を断って三上と付き合い始めるのでした。意気消沈の完治でしたが、リカからの熱いラブコールと天真爛漫な性格に惹かれ始め、リカと会社公認のカップルになります。しかし、リカはアメリカのロサンゼルス支店への転勤が検討されており―。

衝撃のセリフも飛び出した…!『東京ラブストーリー』の注目ポイント 

平均視聴率22.9%、最高視聴率32.9%と多くの人をテレビの前に集めた本作。完治を取り巻く人たちのドラマティックな出会いや別れの連続に、感情を揺さぶられた方も多いでしょう。

そんな『東京ラブストーリー』の見どころは、なんといっても鈴木保奈美さん演じる赤名リカです。女性は男性からのデートの誘いを待つのが恋愛のカタチであることが多かった当時、グイグイ好意を寄せていくリカのキャラクターは非常に新鮮だったと言えます。

特に、第3話の「カンチ、セックスしよう!」というリカの赤裸々なセリフには、多くの人が衝撃を受けたことでしょう。リカはとても積極的な女性、という印象はありましたが、ここまで積極的なのかと驚かされました。そんなリカの人柄を見事に演じた鈴木さんの演技力は、本作品の注目ポイントです。

実は原作とは全く違う…!『東京ラブストーリー』がヒットした秘密!

社会現象となるほどの人気作となった『東京ラブストーリー』。実は、原作とは大幅に内容が改変されているのだとか。原作とは異なり、ドラマではリカを中心としてストーリーが組み立てられています。この改変が、ヒットの要因の1つとなったと言えるでしょう。

まだ『東京ラブストーリー』を観たことがない方、また本記事を読んで『東京ラブストーリー』に興味を持っていただけた方は、ぜひ“完治とリカの恋の結末”をチェックしてみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。