1. トップ
  2. 結末エグすぎ…『史上最悪のバッドエンドな映画』観た人を“絶望のドン底に突き落とす”傑作

結末エグすぎ…『史上最悪のバッドエンドな映画』観た人を“絶望のドン底に突き落とす”傑作

  • 2025.1.20

映画には、思いもよらない最悪の結末を迎える作品も数多く存在します。今回は、そんな後味が悪くなるような“バッドエンド”が用意されている映画を5本チョイスしました。

本記事ではその5本の中から、ブラピ主演の映画『セブン』についてご紹介。胸が張り裂けそうになる、主人公を襲う残酷な結末とは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。また、物語の結末のネタバレを含みますので、作品未視聴の方はご注意くださいませ。

ブラピ主演!史上最悪の“バッドエンド”な映画の一角『セブン』

undefined
(C)SANKEI
  • 作品名:『セブン』
  • 公開日:1996年1月27日

あらすじ

手に汗握るシリアスな展開と、ダークな雰囲気が漂う映像・音響技術が駆使されたミステリー・サスペンス作品。主人公である新米刑事のミルズ(ブラッド・ピット)は、ベテラン刑事のサマセット(モーガン・フリーマン)と共に、とある連続殺人事件を捜査することになります。

殺人現場には見るも無残な死体のみならず、必ず「GLUTTONY(大食)」や「GREED(強欲)」という文字が残されていました。犯人は、聖書に登場する「七つの大罪(憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食)」をモチーフにした殺人を行っていたのです。

1つ、また1つと「七つの大罪」をモチーフにした殺人が遂行されていくことに憤りを隠せないミルズとサマセット。そして事件の真相と犯人の狙いに気付いたとき、2人に悲劇が襲いかかるのでしたーー。

七つの大罪を完遂? 2人の刑事を襲う史上最悪の“バッドエンド”とは ※ネタバレ注意

残るは嫉妬と憤怒、2つの罪による殺人だけとなったなか、突然犯人が自首をしに警察署を訪れます。困惑するミルズとサマセットに、とある荒野へ連れて行くよう指示する犯人。

荒野に着くと、3人のもとに1つの宅配便が届きます。「箱の中にはミルズの妻の生首が入ってる」と語りだす犯人に動揺を隠せないミルズ。恐る恐る箱の中を見ると、ミルズの妻と思しき生首が入っていました。

なんと犯人は新婚であるミルズを羨み、「嫉妬」の罪を犯人自らが背負ってミルズの妻を殺していたのです。妻を殺されたミルズは激昂し、サマセットの制止を振り切って犯人を射殺します。これにより、「憤怒」の罪による殺人が遂行され、結果的に犯人の計画通りに事件は幕を閉じるのでした。

結末エグすぎ…ゆえに名高い“サイコサスペンスの傑作”

デヴィット・フィンチャー監督作品『セブン』は、サイコサスペンスの傑作として今もなお人気を集めています。作中、常に漂う不穏な空気と音楽、そして予想だにしない残酷な結末に絶望した方も少なくないでしょう。

『セブン』をまだ観たことがなく、本記事を読んでご興味を持っていただけた方は、一度その悲劇を目撃されてみてはいかがでしょうか。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。