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時代劇の撮影に大遅刻…!“足が悪い”ことにして先輩から褒められてしまった【大御所俳優】といえば?

  • 2025.2.5
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出典:photoAC(画像はイメージです)

俳優の世界では、撮影スケジュールは非常に厳しく、1秒の遅れも許されないことが多いです。とくに、時代劇の撮影では多くの俳優やスタッフが関わるため、遅刻は厳禁。

しかし、かつてある大御所俳優は、大遅刻をしてしまったにも関わらず、ある“とっさの機転”によって、逆に先輩俳優から褒められてしまったという驚きのエピソードを明かしました。

時代劇の撮影に大遅刻するも、“足が悪い”ことにして先輩俳優から褒められてしまった大御所俳優とは、一体誰なのでしょうか?

時代劇の撮影に大遅刻するも“足が悪い”ことにして先輩から褒められてしまった“大御所俳優”といえば?

さて、ここでクイズです!

時代劇の撮影に大遅刻するも、“足が悪い”ことにして先輩俳優から褒められてしまった大御所俳優とは?

ヒント…

①時代劇から刑事ドラマまで幅広いジャンルで主演を務めた俳優

②国民的ドラマ『相棒』シリーズで長年主演を務めた

「もう起きちゃったことはしょうがない」

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(C)SANKEI

答えは……水谷豊さんです!

俳優の水谷豊さんは、2023年3月29日放送のフジテレビ『TOKIOカケル』にゲスト出演した際、若手時代に起こした“伝説の遅刻エピソード”を明かしました。

23歳の頃、京都で時代劇の撮影に参加していた水谷さん。当時は血圧が低く、朝起きるのが苦手だったそうです。ある日の撮影当日、目を覚ましたときにはすでにお昼。事務所のスタッフから電話がかかってきて、「今日、新幹線で京都に行ってもらう日ですよ!」と告げられたといいます。

しかし、水谷さんはそのとき東京で寝ていたのです。本来なら朝一番で京都へ移動し、大物俳優たちと一緒にロケに臨むはずでした。しかし、すでに昼を過ぎていたため、現場では関係者が全員待機状態。

当然、大ピンチに陥った水谷さんですが、驚くべきことに「開き直った」とのこと。「もう起きちゃったことはしょうがない」と考え、慌てる様子もなく新幹線に乗り込み、京都へ向かいました。

そして、現場に到着したとき、水谷さんは“ある作戦”を思いつきます。

「つくづく持ってるなと思いましたよ」

新幹線を降りると、東映のスタッフが迎えに来ていました。そこでスタッフが提案したのが、「水谷さんが体調不良だったことにしましょう」という作戦。水谷さんも「いいね!」と乗り気になり、足を引きずりながら現場に向かうことに決定。

迎えのスタッフは水谷さんの肩を貸し、あたかも足を痛めているような演技をしてロケ地のお寺へ向かいました。そして、いざ到着すると、待っていた大物俳優の浜木綿子さんが「そんな状態で来なくて良かったのに!本当に立派な俳優だ!」と言ったのです。

本来なら大目玉をくらうところをむしろ称賛されてしまった水谷さん。そのとき、「つくづく持ってるなと思いましたよ」と心の中で思ったそうです。

しかし、長年この話は秘密にしていたらしく、「一生墓場まで持っていこうと思っていた」とのこと。ところが、この日ついにテレビで告白してしまい、「ここでもう話しちゃった…」と照れくさそうに笑っていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

水谷豊さんといえば、長年にわたって日本のドラマ界を代表する名俳優として活躍してきました。しかし、そんな水谷さんにも若い頃は“寝坊グセ”があり、今回のような大遅刻をしたことがあったのです。

とはいえ、その場の空気を読む力や咄嗟の機転はさすがの一言。結果的に、怒られるどころか先輩俳優たちから褒められてしまうという展開は、まさに“持っている人”ならではのエピソードですね。

今回のエピソードを知ることで、水谷豊さんの意外な一面に親しみを感じた人も多いのではないでしょうか?