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「鶴の恩返し」“1本の動画”で赤字→繁盛店に…飲食店を救った青年の“正体”

  • 2025.1.22
『激レアさんを連れてきた。』1/20放送より (C)テレビ朝日

1月20日放送の『激レアさんを連れてきた。』では、「閉店寸前に追い込まれた居酒屋を復活させた若者と70代インフルエンサー店主」が登場!

今回番組にやってきたのは、福岡県で『お食事処なごみ』の店主を務めるイシマルさん(73)と、そのお店の常連客のハシヅメさん(29)。普通に生活していたら出会うはずのなかった2人が起こした奇跡とは…?

現代のツルの恩返し?動画一本で閉店寸前の居酒屋が大復活!

『激レアさんを連れてきた。』1/20放送より (C)テレビ朝日

イシマルさん夫婦の人柄の良さから、地元の人たちから愛され続けている飲食店『お食事処なごみ』。しかし新型コロナウイルスの影響でお客さんが激減。店主のイシマルさんは集客に苦戦し、赤字続きの店を畳もうとしていたといいます。

そんな中、ふらりと店に立ち寄ったのがハシヅメさん。ハシヅメさんが定食とちゃんぽん麺をオーダーすると、イシマルさんは定食だけを作って提供。定食の量が多いことから、「(定食を)食べきったら(ちゃんぽん麺を)作ってあげよう」と判断。

さらにハシヅメさんの身体を心配し、「ダイエットに良いみたいだから」と初対面ながらトマトジュースをサービス。当時東京での生活に疲れたというハシヅメさんは、イシマルさんの人の良さに感動し、思わず涙。実は、ハシヅメさんはSNSのマーケティング会社やオンライン英会話事業を2社運営している経営者。逆にコロナの影響でリモート需要が増えたことにより大忙しで心が弱ってしまい、その先での出会いだったとのこと。

『激レアさんを連れてきた。』1/20放送より (C)テレビ朝日

心を病んだ青年と赤字飲食店の復活物語

以降、イシマルさんのお店に毎日通うようになり、コロナがあけても客が戻らず傾いた経営状況を知ると、「TikTok撮りません?」と提案。TikTokすら知らなかったものの、お店を立て直すためなら「なんでもしたかった」というイシマルさん。さっそく初挑戦し、「このままだと潰れるのも時間の問題です」「助けてください」と頭を下げる動画を投稿。すると、この動画が1日で250万回再生を突破。トータルで850万再生超えの大バズり。翌日からお店は動画を見たお客さんで開店してすぐ満席状態になり、今でも黒字の繁盛店に。

SNSマーケティングを専門にしていたハシヅメさん。賛否両論が勝手に生まれる「助けてください!」戦法を活用し、賛成派と否定派がはっきり分かれるような動画が伸びやすい傾向にあることを熟知していたといいます。賛否の声がバトルすることで再生数が伸びるため、ハシヅメさんも「(イシマルさんは)アンチコメントが来ないとがっかりする」とコメント。

その後、ハシヅメさんは福岡に定住し、現在では『お食事処なごみ』のメニューを一緒に考える仲に発展。この2人の感動エピソードに、オードリー若林さんは「鶴の恩返し感がスゴい」「トマトジュース出てこなかったら、ここまでいってなかったかも」と驚愕。

さらに恒例のラベリングコーナーには、「動画作成ツールの恩返しの人」とコメントし、スタジオの笑いを誘いました。

『激レアさんを連れてきた。』1/20放送より (C)テレビ朝日

激レアさんを連れてきた。 TVerで無料配信中
若林正恭&阿部なつき&近藤春菜&弘中綾香アナ

[配信日時]2025年1月20日(月)
[番組URL]https://tver.jp/episodes/epawoqvnn1

(C)テレビ朝日