1. トップ
  2. 意外と間違える人が続出?!「(−8)−(−5)+(−3)」→正しく計算できる?

意外と間違える人が続出?!「(−8)−(−5)+(−3)」→正しく計算できる?

  • 2025.2.7
undefined

負の数を使った計算問題は、答えの符号の決め方を間違えやすいので、丁寧に考える必要があります。

今回は、足し算と引き算の計算の意味を数直線で考えて計算してみたいと思います。難しく考える必要はありませんが、イメージを膨らませて取り組んでみてください。

問題

次の計算をしなさい。
(−8)−(−5)+(−3)

解説

この問題の答えは「−6」です。

早速、数直線を利用して計算してみたいと思いますが、数直線上で足し算、引き算をする方法を振り返っておきましょう。

<数直線上で足し算・引き算をする方法>
・正の数を足す=負の数を引く→右(正の方向)へ進む
例:(+5)+(+5)=(+5)−(−5)
・正の数を引く=負の数を足す→左(負の方向)へ進む
例:(+5)−(+5)=(+5)+(−5)

さて、問題を数直線を用いて計算していきますが、スタートする位置は「−8」です。そこから、負の数を引いているので、右(正の方向)へ5移動します。すると、「−3」になります。

undefined

最後に、「−3」から正の数を引くので左(負の方向)へ3進み、答えは「−6」となりました。

undefined

 

まとめ

負の数の混じった計算問題でしたが、数直線を使うことでスッキリと計算できました。

視覚的に計算の意味を整理しやすいというのが数直線の良い点でもあります。数直線を扱う上で重要なルールをもう一度おさらいしておきましょう。

数直線上では
・正の数を足す=負の数を引く→右(正の方向)へ進む
・正の数を引く=負の数を足す→左(負の方向)へ進む

このポイントを使いこなして、他の問題にも挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


もう一問挑戦!

意外に間違える人が多いかも…?「(−3)−(−3)−(−3)」→正しく計算できる?
意外に間違える人が多いかも…?「(−3)−(−3)−(−3)」→正しく計算できる?