意外に計算順序を間違える？！「9−8÷4+3」→暗算できる？

皆さんは計算の正しい順序を覚えているでしょうか？学生の間は馴染み深い計算問題だったかもしれませんが、大人になってからはほとんど計算問題にチャレンジする機会は少なくなってしまったのではないでしょうか。学校を卒業してから時間が経ち過っているため、忘れてしまったという方もいるかもしれません。

今回の問題を通して、しっかり思い出していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
9−8÷4+3

四則（足し算・引き算・掛け算・割り算）が混じった、懐かしい計算問題ですね。

この問題の答えは「10」です。

計算するためのポイントは、計算の正しい順序にあります。

＜正しい計算順序＞
・はじめに、掛け算と割り算を計算する。
・次に、足し算と引き算を計算する。
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から順に計算する

文章で見るよりも実際に計算してみた方が思い出しやすいかもしれませんね。このポイントによると、まずは割り算部分である「8÷4」から先に計算しなければいけません。

8÷4
=2

残りの足し算と引き算も計算しましょう。

9−8÷4+3
=9−2+3
=7+3
=10

この計算順序を知らずに計算してしまうと

9−8÷4+3
=1÷4+3
=0.25+3
=3.25

と、左から順に計算してしまうと、誤った答えにたどり着いてしまうので注意が必要です。

今回は計算順序に注目して問題を計算することができました。

重要なのは、掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算することです。この計算順序を誤ってしまうと、まったく違う答えになってしまうことも確認できました。このような間違いをしないように、他の問題にもチャレンジして見直しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

もう一問挑戦！

正しい順番で計算できる？「7−3×3+4」→5秒でチャレンジ