電車で「手で鼻をかんでそのまま吊り革を持つ人を目撃」吊り革を掴まない人に理由を聞いてみた

通勤通学などで利用する電車。揺れる車内で立っている時、吊り革を掴まない人もいるようです。「バランス感覚に自信があるから掴まない」「衛生面が気になる」など、理由は実にさまざま。

どちらが正解というわけではありませんが、電車内は思わぬ揺れや急停車がつきものです。掴まらずに立っていると事故やケガのリスクもあるため、安全面の視点も見逃せません。

そこで今回は、電車で立っているときに、吊り革を掴まない理由を伺いました。

電車で立っている時に、吊り革を掴まない理由とは？

寄せられた意見を紹介します。

以前私の前に立っていたおじさんが手で鼻をかんでそのまま吊り革を持ったところを目撃したことがあり、それ以来なるべく余計なものには触れないようにしているので。
（50代男性・無職・愛知県）

握った時に前の人が握っていた汗を感じたことがあるので、それ以来絶対に触らないようにしている。
（20代女性・パート・神奈川県）

電車の吊り革はどんな人が触ったのかわからいので、怖くて触りたくないです。ただ、つかまざるをえない場合は、吊り革の輪のところに手首まで通して、手のひらは絶対触れないようにしています。
（40代男性・会社員・東北地方）

基本は掴まない。誰が触ったか分からないから。
ものすごく揺れたときだけ、つり革の外の部分をつかむようにしている。
（30代男性・会社員・大阪府）

私は背が低いので掴んでいるとかえって腕が疲れてしまうので基本的に掴まないです。立つ時は低い位置にある金属のバーを掴むかドア付近に立つことが多いです。
（40代女性・パート・北海道）

背丈が低いのでブラ下がるような姿勢になるからで掴んでも電車が揺れると不安定に感じるからです。
（50代女性・フリーランス）

吊り革を掴まない派は、「感染や衛生面への不安」が大半を占めていました。

少数派でしたが、中には「身長の問題」で、できるだけ直接触れずに電車内で安定できる工夫しているという人も。

急ブレーキとかで踏ん張れない可能性があるし、人にぶつかる可能性もあるし危ないから掴みます。
（40代女性・会社員・広島県）

私がよく乗る電車はとても揺れるので、吊り革を必ず掴むようにしています。人が多くて掴めないときは、急ブレーキがかかった拍子に人にぶつかってしまいがちなので、申し訳なくなります。
（20代女性・会社員・兵庫県）

揺れで転んだりしたら危ないし、倒れてぶつかるなど他の人に迷惑をかけるのも嫌だから。
（30代女性・会社員・広島県）

ふらついた時に他人にぶつかるかもしれないので、迷惑にならないためにも掴むようにしています。
（30代男性・フリーランス・九州地方）

若い頃は掴まらずに乗っていましたが、年齢を重ねたことで少しの揺れでもふらつくようになり、周囲の人に迷惑をかけたことがあるためです。
（50代男性・システム開発営業・九州地方）

たくさんの人が触る吊り革は不潔な感じがして、若い頃は触りませんでした。50代になって足腰が弱ってきた現在は必ず掴みます。
（50代女性・北陸地方）

吊り革を掴む派は、「安全面の確保」「周囲への配慮」「年齢による体力の変化」といった理由から、転倒防止や他人に迷惑をかけないために積極的に掴む人が多いようです。

全300件（有効票）から寄せられたアンケートの結果はこちらです！

今回は、電車で立っている時に、吊り革を「掴まない」に76票、「掴む」に224票が集まり、掴む派が大半という結果になりました。

アンケートの回答結果によると、掴む派は、「安全面の確保」「周囲への配慮」「年齢による体力の変化」を重視し、自身の転倒や周囲への迷惑を避けるために掴む人が多いようです。

一方で、掴まない派は、「衛生面の不安」「身長の問題」などの理由から、なるべく触れずに安定を保つ工夫をしている人が目立ちます。

「不特定多数の人が触れているため、衛生面で抵抗がある」という場合は、携帯用除菌グッズを使うなど自分で対策する方法もあります。

また、揺れの多い車内では、吊り革を掴むことで自分だけでなく周りの安全も守れるという視点も重要ですね。

電車の車内は、多くの人が通勤・通学している公共の場です。周囲に配慮し、マナーを守って快適な移動時間を過ごしましょう。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2024/11/20～2024/11/21
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300