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『39度』の高熱で寝込む客「うるっときました」配達員から届いた不在票には?「初めてでした」

  • 2025.1.15

宅配便の日時指定はとても便利ですが、急遽予定が変わったなどの理由で留守をしてしまい、不在票を受け取ると申し訳ない気持ちになりますよね。

AKI(@AKI_oOwOo)さんが、荷物が届いた時に受け取った「不在票のメッセージ」をX(旧Twitter)に投稿し、注目を集めています。

いったい、どんな内容だったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

帰省先の実家で元日から39℃後半の熱が出て、嘔吐や全身痛がひどく寝込んでいたAKIさん。

実家には体調不良のなか飲める飲料がなかったものの、ご高齢の親御さんに買い物を頼むわけにもいかなかったため、普段から利用しているネット通販を利用してフルーツジュースを注文したそうです。

不在票は本来、届け先が留守だった場合に配達員さんが書いて投函するものですが、この時は荷物を直接手渡せなかったため「ありがとうございました」と書いてくれたのでしょうか。

わざわざメッセージを書くひと手間をかけてくれる配達員さんの優しさがありがたいですね。

これはきっと、AKIさんが玄関先で直接受け取れない旨を丁寧にメモで伝えていたからこそ、配達員さんもその心遣いに応えてくれたのでしょう。親切の連鎖って素敵ですね!

起き上がれなくても荷物を受け取れるように

出典:AKI(@AKI_oOwOo)さん

配達当日の状況について、AKIさんに詳しくお話をお伺いしました。

ーーーお正月に体調を崩されて、大変でしたね。まずAKIさんが配達員さん宛にメモを書いておいたとのことでしたが、どのような状況だったのでしょうか?

「1月3日はまだ38℃台の熱があって起き上がることも大変な状態で、インターホンが鳴っても間に合わない可能性があったので、配達してくれる方宛てに『申し訳ありませんが、インターホンを鳴らさずに、荷物を下に置いておいてください。配達ありがとうございます』とインターホンの上にメモを貼っておきました

ーーー配達員さんへの配慮が素晴らしいですね!不在票は荷物と一緒に置いてあったのでしょうか?またメッセージにいつ頃気づいたのかについても教えてください。

荷物の下に挟んでありました。配達指定時間後に荷物が届いているか確認したところ、インターホンの下に荷物が置いてあり、その下に『ありがとうございました』と書かれた不在票がありました」

忙しい時期だったため申し訳なさも感じていた

ーーー不在票のメッセージを見た時の率直なお気持ちをお聞かせください。

郵便局の方が配達してくれるので、年始の忙しいときに注文することに対して、申し訳なさも感じていました。それにもかかわらず、わざわざメッセージを書いてくださり、熱で気弱になっていたこともあってそのお心遣いがよりありがたく感じ、うるっときてしまいました

ーーー不在票にこういったメッセージを今までに書かれていたことはあったのでしょうか?

「不在票にメッセージが書いてあったのは初めてでした」

ーーー忙しい時期でも配達員さんは丁寧な対応をしてくれたんですね。その後、体調はいかがでしょうか?

届けていただいた商品のおかけで無事に乗り切り、快復することができました

ーーー元気になって良かったです!温かい気持ちになれるエピソードをありがとうございました。

お互いにとって気持の良いやりとりを

年末年始は郵便局にとって一番忙しい時期と言われています。この時の配達員さんもきっと大忙しの一日だったのではないでしょうか。

そんななか、AKIさんのメモのおかげで荷物を持ち帰ることなく届けることができて良かった、と感じてくれたのかもしれません。

イレギュラーな都合などで荷物を受け取れず再配達をお願いすることもありますが、配達してもらう側も工夫をしながらしっかりと受け取れるように心がけていきたいですね!



取材協力:AKI(@AKI_oOwOo)さん