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混雑したバスで号泣する赤ちゃん…運転手が車内アナウンスで“伝えた言葉”に「優しさに包まれた」

  • 2025.1.9
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

幼い子どもを連れての電車やバスでの移動は、親にとって不安が大きいですよね。泣いたり騒いだりしたらどうしよう、周囲に迷惑をかけたらどうしよう、と気になることも多いのではないでしょうか。

ももいちご(@happacom)さんは、バスに乗っていた時の「運転手さんの愛あるアナウンス」についてX(旧Twitter)に投稿し、注目を集めています。

いったい、どんなアナウンスだったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

車内の乗客全員に聞こえるよう、わざわざマイクを使ってアナウンスしてくれた運転手さんの気遣い、素敵ですね!

赤ちゃんが泣くのは当たり前のことだと多くの人は理解していますが、なかには不快に感じたり、不満を口にしたりする人がいることも事実。

きっとこの時も、赤ちゃんのお母さんは泣き止ませようと必死だったのではないでしょうか。

そんななかで運転手さんの車内アナウンスは、赤ちゃんとお母さんを安心させるだけでなく、乗客全体の空気も和ませてくれたことでしょう。

「赤ちゃんの声、ちょっとうるさいな…」と思ってしまった人も、アナウンスを聞いて気持ちを切り替えられたかもしれませんね。

優しさに満ち溢れる世の中に

こちらのエピソードを投稿された、ももいちごさんに詳しくお話をお伺いしました!

ーーー素敵な運転手さんですね!赤ちゃんに対して、運転手さんはどのようなアナウンスをされていたのでしょうか

もうちょっとだよ〜とかだったと思います。乗客の皆さんには『赤ちゃんは泣くのが仕事ですからご理解ください』や『みんな赤ちゃんの時は泣いてましたよね』などとおっしゃってました

ーーー運転をしながら、素晴らしい気配りですね。こちらのアナウンスに対して、お母さんと赤ちゃんはどのような反応をされていたか教えてください。

「お母さんの反応は遠かったのでわかりませんが、周りの方々もほっこりした様な雰囲気の囁きやクスッと笑う声が聞こえました。バスを降りる時、お母さんが『ありがとうございました』とおっしゃってました

ーーー車内全体が、赤ちゃんを見守る優しい空気になっていたことが伝わってきますね。今回の出来事を振り返っていかがですか?

私自身、子育てをしていた時、公共の場で子どもが泣いたりグズったらするといたたまれなくなった経験もあり、見て見ぬふりよりこのように優しい対応をしてくださると、申し訳ないとは思いつつも少し安心できたかもしれません。世の中がこのような優しさに満ち溢れてくれるといいなと思います

ーーーおっしゃる通り、こんな優しさが当たり前の世の中でありたいですね!

誰にでもできることがある

今回はバスの運転手さんが、赤ちゃんとお母さんのためにアナウンスを使って優しさを広げてくれましたが、私たちも日常生活のなかでできることはあるはずです。

お年寄りや車いす、ベビーカーの人にエレベーターを譲る、公共交通機関で幼い子どもや妊婦さんに席を譲る、体調不良の人に声をかけてみる…など方法はさまざま。

特別なことをしなくても、泣いている赤ちゃんをあやすパパママに笑顔を向ける、寝ている赤ちゃんのそばで大きな音を出さないだけでもきっと役に立つはずです。

みんなで優しさをおすそ分けし合える社会を目指したいですね!



取材協力:ももいちご(@happacom)さん