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駅で困っている人に出会って…「あの時助けていただいた亀です」「あぁ!」→まざかの“会話のワケ”に「いい話」「天才すぎ」

  • 2025.1.31
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

街中などで知らない人に親切にしてもらえると、ポッと心が温かくなりますよね。しかし、ありがたい気持ちと同じくらい、申し訳なさを感じてしまうという方も多いはず。

水瀬結月(@mnsydk)さんが、「困りごとに遭遇していた人に伝えた一言」についてX(旧Twitter)に投稿すると、6.9万いいねが集まり(2025/01/30時点)、「いい話だけどものすごくじわる」「天才すぎます」と話題になっています。

いったいどんな一言なのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

駅で困っていた方を見かけ、手助けしようとしたところ、遠慮されたという水瀬結月さん。しかし「あの時助けていただいた亀です」と伝えたところ、相手も「ああ!ほな、ありがとうございます」と素直に受け入れてくれたのですね。

水瀬結月さんの咄嗟の一言と、相手の方の反応にクスッと笑ってしまいますね。相手の方も「あの時の亀かな…」と思い当たる出来事があったのかもしれません。

ちなみに水瀬結月さんが暮らしている地域には、野生の亀がいるのだそう。道路を普通に渡っていることもあり、水瀬結月さんもひっくり返ってじたばたしている亀を助けたことがあるそうですよ。

まるで昔話の「鶴の恩返し」の亀バージョンのようなこちらの出来事。日常生活でこのセリフを聞くなんて、関西のお笑いセンスの高さを感じますね…!

心当たりがありそうな「ああ!」にじわじわ…

こちらの「亀の恩返し」について詳しくお伺いしました!

---面白いノリに笑ってしまいました!なぜ咄嗟に「あの時助けていただいた亀です」とおっしゃったのでしょうか?

実は、そんなに珍しいやりとりではないんです。関西の中でも地域的なものがあると思いますが、私が住んでいる近辺では、見知らぬ方とでも普通にノリツッコミの会話をすることはよくあって、特にこの時だけ言ったわけではないんです。たぶん関西には、『え、普通のやりとりやん?』と思われている方がたくさんいらっしゃると思います。なので、当たり前すぎて、今まで特にポストしたことがなかったのですが、今回は相手のおばさまが発した第一声“ああ!”が、後になればなるほど『めっちゃ心当たりがありそうな“ああ!”やったな~。ボケに乗ってくださっただけやと思ってたけど、もしかしてほんまに亀を助けたことがある方やった?ほんまに私を亀の化身やと思ってくださった可能性、あり!?』と、じわじわおもしろくなってきて、あのようにポストしました」

---思わずニヤニヤしてしまいますね!

「でもみなさんの反応を拝見していると、『ああ!』ではなくて、『あの時助けていただいた亀です』『ほな、』の方におもしろみを感じてくださっているみたいで。え、そっち!?と、驚きました。そして、『私も今度、使ってみよう』というコメントをたくさんいただいて、嬉しく思っています。私も、どこにでもいる普通の亀です。亀仲間が増えたら、嬉しいです」

---いつも誰かに親切にできるような心の余裕を持ちたいですね。その方の「ほな、ありがとうございます」と素直に受け取った反応を見た時のお気持ちをお聞かせください。

うれしかったです~。人って、見知らぬ誰かに助けてもらったことがあると、今度は自分が見知らぬ誰かのお手伝いをする心のハードルが下がったりするじゃないですか?そうして何気ない親切の連鎖の中に私も生かしていただいているな~、ありがたいな~と思っているので、『よし、恩送りのバトンを繋げたぞ!』という気持ちです。でも、もし断られたとしても、その方にはその方のご事情があると思うので、『あらら~、余計なことをしてすみませんでした。亀、去ります!スゴスゴ……』って、おどけて去って、ひとりで羞恥心に悶えた後は、サッパリ忘れると思います。親切を押し付けたいわけではないので」

---考え方がとっても素敵です!

親切のバトンを回すことができて、嬉しい気持ちになったという水瀬結月さん。誰かにしてあげた親切は、回りまわってまた自分のもとに返ってくるのでしょうね。

自分もそのセリフ使ってみたい!

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

あの時助けて頂いた、と思いつくのも凄いけど、それで受け取る方も凄くて、じわります いい話だけどものすごくじわる(笑)。
こちらもじわじわ笑いが…
これ、使います!!(使いどころあればいいなぁ)
天才すぎます
今度遠慮されたら使ってみます!

関西特有のノリを織り交ぜながら、見知らぬ人のお手伝いをした水瀬結月さん。もしかすると相手の方も、いつかどこかの場面で「あの時助けていただいた亀です」というセリフを使うことになるかもしれませんね…!



取材協力:水瀬結月(@mnsydk)さん