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共通テスト1日目、男子学生「ごめん、要らない」親父からの“おまもり”が話題「ドンマイです」

  • 2025.1.20

毎年、1月中旬に実施される大学入学共通テスト（以下、共通テスト）。今年も先日、1月18日（土）19日（日）に開催されました。

その後の進路に大きな影響を与えるため、本人はもちろん、家族もなんだか緊張してしまう日ですよね。

今回は、masa（@masa_kururinpa）さんが、2021年1月にX（旧Twitter）へ投稿して話題になった「共通テスト1日目に息子に渡そうとしたお守り」について紹介します。

いったいどんなお守りなのでしょうか？

その投稿が、こちら！

masaさんが渡そうとしたのは、ピカピカのルアー！しかし、息子さんからは「ごめん。いらない」と断られてしまったのですね。

確かに、共通テストの会場に、ルアーをお守りとして持ってきている人はほとんどいないはず…。ふとした拍子にカバンからルアーがニュッと出てしまったら、周りの受験生も相当驚いてしまいそうです。

こちらは、置き去りになってしまったルアー。

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出典：masa（@masa_kururinpa）さん

どこか寂しそうにも見えますが、きっとお父さん同様、「頑張れー！」と、自宅で息子さんを応援してくれていたでしょう。

デスク上のオブジェになっていたものを…

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出典：masa（@masa_kururinpa）さん

投稿者さんに、こちらのルアーのお守りについて詳しくお伺いしました！

---お気持ちは十分伝わったと思います！なぜルアーをお守りとして息子さんに持たせようと思ったのでしょうか？

「このルアーですが、投げた時に橋の橋脚に当てて、フック取り付けのワイヤーが折れて使えなくなった物です。ルアー釣りは長女が産まれたときに辞めました。理由は仕事と育児が忙しいため、時間が取れないこともありますが、のめり込みすぎて育児を疎かにしていた部分も大きかったと思います。周囲から色々と言われるのもつらかったので、自分からやめた感じです。それからは、息子のサッカーのコーチなど、休みの日はいつもサッカー三昧でした。そんな生活も終わりとなり、やっと釣りができる環境となりました。25年以上、ずっと釣りをしたいと思ってきて、遂にルアーが投げられる！いい年したオヤジが、週末はロッドを振りルアーを投げ倒していました。安いルアーも高いルアーも、自分にはひとつひとつが大切でした。なので、原型を留めて使えなくなったルアーにも愛着があり、捨てるわけにはいかず、デスク上のオブジェになってました」

---大切にされていたルアーなのですね。

「息子の共通テストの当日、落ち着けるお守りは何だろうと考えた時、親父にとってはルアーでした。何も考えずにリュックのポケットに差し込んだのですが、彼的には…（笑）。気持ち的には、『一生懸命やって来い！俺の子育てのように！』って感覚がありましたが、絶対に伝わってはいないと思います」

---「ごめん…」と息子さんがおっしゃった後、どのような会話をしましたか？

「ごめんと言われて、何も言葉を交わさず、さっとルアーを取り去りました。そして、一言だけ『そりゃそうだわな（笑）』でした。結果的に彼は国立に合格し、4年からは国の研究機関で、あと3年頑張るそうです。父親の思いとは裏腹に、息子はしっかりと前を向いており、あの時のヒヤヒヤドキドキが何だったのかなぁと」

---共通テスト、そしてその後の進路がうまくいってよかったです！

無事に国立に合格し、日々頑張っているという息子さん。今も息子さんは、お守りのルアーのことを覚えてくれているかもしれませんね。

「俺が息子でもそう言うかも」

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

俺がもし子供でも…そう、言う…かも
ドンマイです 気持ちはきっと伝わりましたよ
天気が良くてよかったですね〜
息子さんのご検討をお祈り申し上げます
でもルアー は絶対いらないですね
その会話で息子さんの緊張もほぐれたことでしょう

お守りは断られてしまっても、応援の気持ちや愛情はしっかり息子さんに伝わっているかもしれませんね。

取材協力：masa（@masa_kururinpa）さん

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