1. トップ
  2. 娘がもっていた『クラブ活動』のお知らせ ドイツならではのラインナップに「声出た」「日本だとありえない」

娘がもっていた『クラブ活動』のお知らせ ドイツならではのラインナップに「声出た」「日本だとありえない」

  • 2025.1.29

日本の小学校では、4年生からクラブ活動が始まります。学校によって、陸上やバドミントンといったスポーツのほか、イラストや合唱などさまざま。

ドイツ在住のたこ(@takochan_de)さんが、ドイツの学校での珍しいクラブ活動をX(旧Twitter)に投稿すると「声出た」「日本だとありえない」と注目を集めています。

いったいどのようなクラブ活動だったのでしょうか。

注目の投稿が、こちら!

「自転車修理部」に「養蜂部」

日本では、いくつかの高校や大学に「自転車競技部」はあるようですが、「自転車修理部」がある学校はあまり聞かないですよね。また、「養蜂部」は一部の学校でみられるものの、メジャーなものではないでしょう。

ドイツで行われるクラブ活動はAGと呼ばれるもので、スポーツや文化的な活動、実用的なものまで多岐にわたるようです。「自転車修理部」や「養蜂部」以外にも、どのような活動があるのか気になりますね!

珍しいドイツのクラブ活動

ドイツのクラブ活動について、投稿者さんに詳しくお伺いしました!

---「自転車修理部」「養蜂部」以外にも、日本ではあまり馴染みのない部活動があったら教えていただけますでしょうか。

『サーカス部』『哲学対話部』『アインシュタイン部』『環境保護活動部』などでしょうか。ドイツでは大道芸が割と行われるので、サーカス部はそれかな、と。哲学対話部は、ソクラテスの問答手法を用いて対話し、矛盾に満ちた世界への対応を探る部だそうです。アインシュタイン部はパズルを解いたり、数学コンテストに挑戦する部だそうです」

---どれも日本では見られないユニークなクラブですね。日本とはクラブの扱いも違うのでしょうか?

日本の学校では『委員会』とされそうなものもクラブ扱いです。『図書部』とか『舞台装置部』とか。クラブは半年に1回変わるので、色々なクラブを体験します」

---日本の小学校では、委員会活動を5年生から行うところが多いですが、娘さんは何年生なのでしょうか?

「子どもは、ギムナジウムの1年目(日本の小学5年生)です。ドイツの小学校は4年までで、その後将来の進路別の学校に分かれます」

---娘さんは、どのようなクラブを希望されていましたか?

「子どもは、前半は美術クラブでした。後半は園芸部に希望を出すそうです。変わったことは好きではない子なので、無難な選択をします。マンガ絵を描くのが好きなのですが、そういうニーズに合う部はなさそうです。スポーツ部の種類も日本に比べて少ないです」

---娘さんが楽しく活動できるといいですね!

ドイツのクラブ活動に

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

不意を突かれてまじで声出たww
養蜂部すごい良いですね
ドイツのクラブって、日本だとありえない感じのもある。娘の通う学校ではZenクラブがあって、娘は興味本位で一度参加してみたことがある。何をするのか聞いたら寝転んだり座ったりして、先生含めて誰も一言も話してはいけない45分間。子供にそれ、苦行!!つまんないから二度と行かないと言ってた

日本とは異なるクラブ活動に、驚きの声が寄せられていました。子どもたちが興味のあるものを伸ばせるような活動になるといいですね。



取材協力:たこ@ドイツ(@takochan_de)さん