相手が助けを欲しているかどうかは関係なく、手を貸したくなってしまう人のことをお節介焼きと言います。お節介焼きな人は、他人との距離感が近く、何かとアンテナを張って周りの様子に気を配っています。ありがたいと感謝されることもあれば、多少迷惑そうにされてしまうこともあるのではないでしょうか。あなたは“お節介焼きな人か”探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.湖のほとり
2.猫耳の帽子
3.カットソー
4.カブト
1.湖のほとりに見えた人は「あまりお節介焼きではない人」
図形が湖のほとりに見えた人は、お節介焼きではない人かもしれません。あなたはおそらく、他人が助けを必要としているかもしれないと感じても、なかなか手出しすることができない人ではないでしょうか。お節介かもしれない、むしろ迷惑かもしれないと思うと、行動に移すことを躊躇してしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、繊細で細かな性格をしている人でしょう。おそらく、他人のちょっとした表情の変化や行動の変化に敏感で、助けを求めているのではないかということに気づく力もあるのではないでしょうか。ただ、気づいてはいても、そこからアクションを起こすことが苦手そうです。
相手から助けを求められたのであれば、全力で手を貸すでしょうし、そこに躊躇はないでしょう。ただ、相手が何も言ってこない限りは、気になりつつも手を出しあぐねてしまいそうです。お節介焼きと思われても、少し手を貸すかどうか聞けばよかったと後悔することも結構多いのではないでしょうか。
2.猫耳の帽子に見えた人は「ややお節介焼きな人」
図形が猫耳の帽子に見えた人は、ややお節介焼きな人かもしれません。あなたはどちらかというとお節介を焼きたくなることがある人なのではないでしょうか。ただし、自分でお節介かもしれないと考えながら動くため、少し遠慮がちなお節介の焼き方をしがちではないでしょうか。「お節介かもしれないけど」と前置きし、相手の表情を見ながら動きそうです。
このタイプの人は、思いやりがありお人好しな性格をしていそうです。協調性も高く、常に周りのことを気にかけているでしょう。そのため、困ってそうな人を見ると、声をかけた方がいいかどうか悩んだりするのではないでしょうか。そして少しでも助けになるのであれば、とお節介にならないように気をつけつつ行動に移しているようです。
そのため、お節介焼きという印象はあまりなく、困った時に手を差し伸べてくれる優しい人という印象があるでしょう。他人の役に立ちたいという気持ちは強いため、手助けを断られると少しがっかりしたりするかもしれません。でも、相手に助けが必要なのかは聞いてみないとわかりませんので、あなたの普段通りのやり方が一番いいのではないでしょうか。
3.カットソーに見えた人は「お節介焼きではない人」
図形がカットソーに見えた人は、お節介焼きではない人かもしれません。あなたはどちらかというと、他人に手を貸すことはしない人ではないでしょうか。周りのことをあまり見ておらず、助けが必要そうということなどにも気づかないことが多そうです。また、気づいたとしても、誰かがなんとかしてくれればいいと自分は離れたところで静観するのではないでしょうか。
このタイプの人は、ドライで物事にあまり深く立ち入らない性格をしていそうです。おそらくあなた自身、お節介を焼かれることを迷惑に感じるでしょうし、できるだけ避けたいと思うでしょう。ズカズカと自分のテリトリーに入ってこられることに抵抗感を感じる人ですので、当然他人のテリトリーに入ることも好まなそうです。
そのため、お節介と呼ばれるような動きはほとんどしないのではないでしょうか。他人の役に立ちたいとか、できることをしてあげたいという気持ちもないでしょう。もう少しドライである程度の距離感を保って接する方が、あなたにとっては必要で大事なことなのではないでしょうか。
4.カブトに見えた人は「お節介焼きな人」
図形がカブトに見えた人は、お節介焼きな人かもしれません。あなたはおそらく結構グイグイと他人のお世話をしようとする人ではないでしょうか。相手が困っているかどうかは関係なく、あなたが必要だと感じれば、必要な助けをしてしまいがちかもしれません。相手が少し迷惑そうにしていても、遠慮しているととって、よりお節介を焼いてしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、エネルギッシュで積極性のある性格をしていそうです。また自分の力を、周りのために使いたいという気持ちも強そうです。感謝されると嬉しいでしょうし、もっと感謝されるようなことをしたいと思ってしまうのではないでしょうか。自分なら、相手を今よりも幸せな状態にしてあげられるという自負もあるのかもしれません。
ついついお節介を焼いてしまいますので、遠慮深いけれども助けを求めている人にとっては、とても助かる存在でしょう。ただ中には、そうやってお節介を焼かれることが嫌で、あなたに対して苦手意識を持っている人もいるかもしれません。お節介を焼きたいけど、そういうお節介を欲しているかどうか聞いてから動けるようになると、より相手の気持ちに寄り添ったお節介ができるかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。