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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「6+9−6×9÷6」→暗算できる?

  • 2024.12.30
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今回の計算問題は、小学生の頃に一度は解いたことのある問題です。

しかし、計算問題に触れないまま月日が経つと、やり方を忘れてしまっていることもあるかもしれません。

特に間違えやすい計算順序に気をつけながら、暗算で解けることを目標に取り組んでみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
6+9−6×9÷6

計算順序をしっかり確認して解いていきましょう。

解説

この問題の答えは「6」です。

計算順序を思い出していきます。

基本の計算順序
・まずは掛け算と割り算の計算から行う。
・次に足し算と引き算の計算を行う。
ただし、同じ優先順位の計算は順序を入れ替えることができる。

この問題を正しく解くためには、掛け算と割り算部分から計算する必要があります。該当するのは6×9÷6ですね。左から順番に、

6×9÷6
=54÷6
=9

と計算しても良いですが、掛け算と割り算だけなので計算順序を入れ替えて

6×9÷6
=6÷6×9
=1×9
=9

と計算しても良いです。この方が数字が大きくなりすぎないので、計算ミスをする可能性は減りますね。意図的に1を作ることで暗算でも計算しやすくなります。

では、残りの計算もやっていきましょう。

6+9−6×9÷6
=6+9−9
=15−9
=6

足し算と引き算の計算も計算順序を入れ替えることが可能なので、

6+9−9
=9−9+6
=0+6
=6

と計算することも可能です。頭の中で計算順序を入れ替えれば暗算も可能ですね。

まとめ

今回は複雑な四則演算の問題でしたが、いかがでしたか?

計算順序は大人になってから使わなければ忘れてしまうものの、非常に大事な規則です。必ず覚えておけるように定期的に復習しましょう。

計算は頭の体操にもなります。ぜひ、他の問題にも挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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