1. トップ
  2. クイズ
  3. 小学生でも分かる問題にチャレンジ「3/5−0.2」→正しく計算できる?

小学生でも分かる問題にチャレンジ「3/5−0.2」→正しく計算できる?

  • 2024.12.30
undefined

今回の問題を見てみると、分数と小数の計算になっているので、分数を小数にする、もしくは小数を分数にするという過程が必要です。

しかし、意外とその変換方法を忘れてしまうことがあります。今回の問題でしっかりと復習し、役立ててくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
3/5−0.2

分数か小数のどちらかに直して計算しましょう。

解説

この問題の答えは「2/5もしくは0.4」です。

まずは分数に直して計算する方法から復習していきます。

<小数を分数に直す方法>
(1)まず小数点以下の桁数を数え、以下のように分母を作る。
小数点以下の桁数が、
・一桁ならば→◯/10
・二桁ならば→◯/100
・三桁ならば→◯/1000
…と桁数が一つ増えたら分母の0を一つ増やす。
(2)分子は、もとの小数から小数点を除いた数にする。ただし、0.12や0.542などは0を省略して分子として12や542を使用する。
(3)最後に、約分できる場合は約分する。

この方法で0.2を分数に直していきましょう。

小数点以下には一桁しかないので、分母は10ということになります。分子はというと、小数点を除くと0.2→02になりますが、先頭の0を省略して2にしましょう。

最後に約分すると、

  0.2
=2/10
=1/5

となります。

あとは、分数どうしの引き算を計算しますが、分母の数がそれぞれ5ですので計算しやすいですね。

  3/5−0.2
=3/5−1/5
=2/5

これで、小数を分数に直した場合の答えは出せましたね。

次に、分数を小数に直す場合の計算を行います。

小数に直す場合の方が、より簡単に計算できるかもしれません。

<分数を小数に直す方法>
「分子÷分母」を割り切れるまで計算する。

たったの1ステップで変換できます。さて、「3÷5=0.6」と求められるので、

  3/5
=0.6

ということが分かります。あとは、これを用いて引き算をしましょう。

  3/5−0.2
=0.6−0.2
=0.4

これで、分数を小数に直す場合の答えも出せました。自分でやりやすい方で計算してみてくださいね。

まとめ

今回は、分数と小数が混じった計算問題を出題しました。このような問題では、分数を小数にする、もしくは小数を分数にするという変換が必要になります。どちらの変換方法もこの問題でしっかりと覚えて、他の問題にもチャレンジしてみましょう!

また、今回の変換方法を覚えるだけでなく、試しに2/5と0.4が等しいことを自分で確かめ算してみても楽しいかもしれませんね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


類似問題に挑戦!

これどうやって計算するか覚えてる?「0.2+9/2」→ 正しく計算できる?
これどうやって計算するか覚えてる?「0.2+9/2」→ 正しく計算できる?