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意外に間違える人が多いかも…?「−4÷(−4)÷(−4)」→正しく計算できる?

  • 2024.12.30
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今回の問題は、シンプルな割り算だと思って取り組むと意外と間違えてしまうかもしれない問題です。

途中まではスラスラ解けても最後の最後で、どうやってやるんだっけと戸惑ってしまう方もいるのではないでしょうか。

困った時の解き方をしっかりと思い出しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
−4÷(−4)÷(−4)

想像力を働かせながら解いていきましょう。

解説

この問題の答えは「−1/4もしくは−0.25」です。

分数でも小数でも答えることが出来ますが、分数の方が簡単でミスする可能性は低い上に、よく使われる形なのでおすすめです。

さて、問題を解いてみましょう。まずはマイナスの処理から行います。

マイナスを含む割り算の符号
・マイナスが偶数個なら、答えはプラス
・マイナスが奇数個なら、答えはマイナス

このポイントによると、今回の問題の答えはマイナスになるはずですね。

では、一旦マイナスは無視して4÷4÷4を計算していきましょう。

4÷4÷4
=1÷4

ここまではスラスラ解くことができますが、割られる数の方が小さい割り算になってしまって戸惑ってしまいませんか?

簡単に解くためには、割り算と分数の関係を利用します。

割り算と分数の関係
・◯÷□=◯/□
※ただし、□は0でない数とする。

これを利用すると1÷4=1/4とできますね。

しかし、1/4だと具体的な数字感が掴みにくいという方もいるかもしれません。

そんな方は小数で求めることも有効です。1÷4を小数の形で答えるのですが、ピザやケーキをイメージすると簡単に求めることが出来ます。ピザやケーキを四等分したうちの一つ分ということですから、1の半分の半分ということになるはずです。1の半分は0.5、さらに0.5の半分は0.25ですね。

なので、1÷4は0.25となります。実際に電卓で計算してみると正しいことが分かります。

どちらの場合でも、最後に符号をつけるのを忘れないようにしてくださいね。

まとめ

今回は、マイナスが含まれた割り算の問題に挑戦しました。
シンプルそうに見えて、意外と「あれ?」と思った方も多いのではないでしょうか。

分かりにくい割り算ですが、分数にしてしまうことで、ある程度分かりやすい答えにまとまります。

計算力を鍛えたい!という方は、ぜひ、他の問題にもチャレンジしてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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