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「伏線だったなんて…」「どう考えても優勝」予想外な演出に多くの反響が…!最終回『ライオンの隠れ家』

  • 2024.12.24

柳楽優弥が主演、坂東龍汰が共演するTBS系ドラマ『ライオンの隠れ家』(毎週金曜よる10時)最終話が12月20日に放送。洸人(柳楽優弥)がいなくなり、不安で落ち着かない美路人(坂東龍汰)はライオン(佐藤大空)と愛生(尾野真千子)と共に探し回る。そんな洸人、美路人、ライオンの未来に、視聴者がくぎ付けとなった。

美路人への思いを口にする洸人に視聴者が涙!

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』最終話より(C)TBS

美路人は自分が面倒くさくなり、嫌いになったから洸人が家を出て行ったのではないかと考えるも、愛生は「一人になりたいこともある」となだめる。そのころ、洸人は東京にいた。洸人はいつしか大学に行くことを考え始めていて…。洸人は家に戻るも、美路人の様子はどこかにぎこちなくなっていた。

そんななか、市役所の同僚だった貞本(岡崎体育)の結婚10周年パーティーで急きょスピーチをすることになった洸人は、貞本が愛する家族のことを話すのに対し、自分は自閉スペクトラム症の弟の話をしてこなかったことを明かす。だが、その思いを言葉にして美路人に伝える。「自慢の家族です。ありがとう」と。

そんな洸人のスピーチは、「号泣」「涙腺大崩壊」「涙止まらん」「今までの思い出が蘇ってきた」と視聴者が涙を誘っていた。

ウミネコのように羽ばたいていく洸人たち 思わぬ伏線に反響続出

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』最終話より(C)TBS

完成したと思われていた壁画にもう一度筆を入れる美路人は、ウミネコを描く。洸人やライオンにも描くことを促し、それぞれのウミネコが描かれた。

そして、洸人は美路人に東京の大学に行って学び直そうという意志を伝えた。「離れていてもずっとプライドの仲間だよ」と言う洸人と、それを受け入れる美路人の絆が尊い。そして、美路人もアートグループホームに住むことに決め…。

第1話で、ウミネコを見かけた美路人が洸人に「海じゃなくても、ウミネコはウミネコです。どこに飛ぶかはウミネコの自由です。ウミネコだって違う景色見たいときあります」と言っていたが、その言葉通り、洸人も美路人も、小学生になったライオンも“違う景色”の広がる新たな世界へと歩み始めるのだった。

ラストカットでは、3羽のウミネコが飛んでいる映像も映し出され、SNSでは「ウミネコが伏線だったなんて…」「ウミネコがこんな重要だとはまったく思ってなかった」「ラストのクレジットの背景が3羽のウミネコだったの、どう考えても優勝ポイント」と反響を呼んでいた。

「僕はお兄ちゃんのファン1号」 洸人を応援する美路人の言葉に感動の声

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』最終話より(C)TBS

終盤では、洸人は大学を出て本に関わる仕事をし、いつか美路人の絵を集めた本を作りたいという夢を語る一幕も。そんな洸人に「いいと思います。僕はお兄ちゃんのファン1号です」と言う美路人。これまで自分のファンが増えることに喜んでいた美路人が洸人のファンになるというその言葉に、「最高」「泣けた」「自分がファンに回る側になるの愛に溢れてた」と感動の声が続出。

そして、愛生が洸人に言った言葉と同じように「あとはよろしく」と言って家を出て行ったことも印象的で、SNSでは「伏線回収神すぎた」「身勝手な一言ではなく、安全なプライドの仲間だからこそ託せる言葉」と反響を呼んでいた。

終了後から、「なんかもう胸がいっぱい」「これ以上ない終わり方」「最高のドラマだった」「2024年のドラマで一番好き」という賛辞が後をたたない本作。「ロスすぎる!」「さみし〜」「もっと見たい!」という惜しむの声も多く寄せられ、視聴者の心にいつまでも響いていた。



TBS系 ドラマ『ライオンの隠れ家』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です