これどうやって計算するか覚えてる？「7/10−0.6」→正しく計算できる？

小数と分数を含んだ計算を正しく行うことはできますか。

分数が入ってくると、意外と計算方法がわからなくなってしまうのではないでしょうか。

今回は、小数に変換して計算する方法について確認をしましょう！

問題

次の計算をして、小数で答えなさい。
7/10−0.6

まずは、自分自身で正しい答えを出せるかどうか挑戦してみましょう。

解説

今回の問題の答えは「0.1」です。

途中の計算は次のようになります。

 7/10−0.6
=0.7−0.6
=0.1

ここでは「小数に揃えて計算をする方法」を紹介します。

どのような点に注意するのか、順に確認していきましょう。

分数を小数にする

まずは、分数を小数にしましょう。

分数は、次のように割り算をすることで、小数に変換することができます。

◯/△=◯÷△

今回の問題では「7/10」を小数にしなければいけません。

 7/10
=7÷10
=0.7

これによって、元の計算式は「0.7−0.6」となります。

小数の引き算

計算式は「0.7−0.6」となりました。

小数を含んだ引き算では、小数点の位置を揃えて計算します。

よって、「0.7−0.6=0.1」となります。

（別解）分数で計算する方法

今回は問題文で「小数で答えなさい」とあったので、小数で計算をしましたが、分数で答えを出すことも可能です。

7/10−0.6
=7/10−6/10
=1/10

小数である「0.6」を分数に変換し、そのあと分子どうしの引き算をしました。

どちらの方法でも、計算できるようになると良いですね。

まとめ

今回は、分数と小数を含んだ問題の計算方法を紹介しました。

正しく変換をすることで計算が可能になります。

これは小学校で学習する内容なので、しっかり押さえておきましょう！
小数でも分数でも答えを導き出せるようにしておきましょう！

他の問題にもぜひ挑戦してみてくださいね！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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