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意外に間違える人が多いかも…?「(−6)+(−6)×(−6)−(−6)」→正しく計算できる?

  • 2024.12.12
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計算力を鍛えるには、繰り返しの練習が必要です。

意外と間違えやすい問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認をしましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(−6)+(−6)×(−6)−(−6)

正しい答えを導くことができるでしょうか。

まずは自分自身で計算してみましょう。

解説

今回の問題の答えは「36」です。

また、途中の計算は次のようになります。

(−6)+(−6)×(−6)−(−6)
=(−6)+(+36)−(−6)
=(−6)+(+36)+(+6)
=(+30)+(+6)
=36

どのように計算をしたのか詳しく解説します。

まず、計算の順序は掛け算からです。

つまり「(−6)×(−6)」の部分の計算からします。

負の数を含んだ計算は、符号(プラス・マイナス)と数字を分けて考えることが可能です。

符号:(−)×(−)=(+)
数字:6×6=36

したがって、「(−6)×(−6)=+36」となります。

これで元の計算は「(−6)+(+36)−(−6)」となりました。

次は、足し算と引き算を計算しましょう。

この計算には、「負の数を引く」という計算が含まれています。(「−(−6)」の部分)

これは、正の数の足し算に変換をします。

(−6)+(+36)−(−6)
=(−6)+(+36)+(+6)

あとは、順に足し算を行うだけです。

左から順に足し算を行っても良いですが、(−6)と(+6)があるので、この部分を先に計算すると「0」になります。

すると、残るのは「+36」だけです。

したがって、今回の問題の答えは「36」となります。

まとめ

一つひとつの計算は難しくありません。

ただ計算式が長くなったことで、途中でミスをすると答えが合わなくなってしまいます。

計算ミスをしないよう、それぞれの計算を落ち着いてやっていきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。