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意外と間違える人が多いかも?「50−10×6÷3」→10秒でチャレンジ

  • 2025.1.2
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四則演算が複数含まれている問題では、一つ一つの演算の正確さだけではなく、「計算順のルール」を知っているかどうかも大事になります。

間違った順番で計算してしまうと、正解とは全く違う答えが出ることがあるので要注意ですよ。

今回の問題にチャレンジして、正しい計算順を覚えているかどうか、確かめてみましょう。

問題

次の計算をしてください。
50−10×6÷3

※制限時間は10秒です。

解答

正解は、「30」です。

どこから計算すべきか迷ってしまい、時間オーバーになってしまった人はいませんか。

次の「ポイント」で、どんな順で計算すべきだったかを確かめてみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「掛け算と割り算を優先して計算すること」です。

冒頭の50−10から計算を始めるのは間違いです。なぜなら計算順のルールは、以下のように決まっているからです。

<計算順のルール>
次の順番で計算します。

1.括弧の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ順番の計算がある場合は、左にあるものを優先して計算します。

この問題に括弧は含まれていませんので、最優先で計算すべきは掛け算・割り算になります。なお、二つの計算の優先順は同じなので、割り算よりも左にある掛け算が計算のスタート地点になります。

50−10×6÷3
=50−60÷3

引き算と割り算では、割り算の方が優先されるので、次に計算すべきは60÷3です。

50−60÷3
=50−20

最後に引き算を計算して、答えを出しましょう。

50−20
=30

まとめ

今回の問題では、掛け算から計算を始めるのがポイントになりました。

足し算、引き算で始まっている式を見たら、式の中に掛け算や割り算が含まれていないかを確認しましょう。これは掛け算・割り算の計算の優先度が足し算・引き算よりも高いためです。

計算順のルールは正確な答えを出すために重要なので、ぜひ覚えておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


「もう一問挑戦!」

どこから計算するのが正解?!「6+(5+7×3)×2」
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