数には小数、分数、整数、自然数などさまざまな種類があります。
今回の問題で扱うのは、負の整数。さて、あなたは負の数の計算方法を正確に覚えているでしょうか? 早速、問題にチャレンジしてみましょう!
問題
次の計算をしなさい。
−1+(−1)−(−1)
解答
正解は、「−1」です。
どういう計算をすれば答えが−1になるのか、次の「ポイント」で確認してみましょう。
ポイント
この問題では、「負の数の計算を正の数の計算に変換する」ことがポイントになります。
もっと具体的に言うと、負の数の足し算は正の数の引き算になり、負の数の引き算は正の数の足し算になります。
式の途中に出てくる負の数にはカッコが付いているので、以下のようにしてカッコを外し、正の数の計算に変換しましょう。
+(−〇)→−〇
−(−△)→+△
では、今回の問題を正の数の計算に変換してみましょう。
−1+(−1)−(−1)
=−1−1+1
=−2+1
=−1
これで、答えが−1になる計算過程が分かりましたね。
【おまけ】 負の数の足し算、引き算の意味
負の数は日常生活ではあまり登場しないので、負の数を足したり引いたりすることは直感的にイメージしづらいかもしれません。
そんなときは、「値引きシールが貼られた時」をイメージしてみましょう。
・値引きシールを貼る(負の数の足し算)
値引きシール(負の数)が貼られた(足された)商品は値段が下がる→正の数の引き算と同じ意味
例:1000円の弁当に200円の値引きシールが付いているときの値段→1000+(−200)=1000−200=800
・値引きシールをはがす(負の数の引き算)
値引きシール(負の数)を商品からはがした(引いた)場合、商品は元の値段に戻る(値段が上がる)→正の数の足し算と同じ意味になる
例:800円の弁当から200円の値引きシールをはがした時の値段→800−(−200)=800+200=1000
負の数の足し算、引き算のルールを忘れてしまったら、「負の数=値引きシールのイメージ」を思い出してみてください。
まとめ
今回の問題はいかがでしたか?
負の数の足し算は正の数の引き算に、負の数の引き算は正の数の足し算に変換すると、計算しやすくなります。
負の数の計算ルールを思い出せたら、ぜひ引き続き他の問題にも挑戦してみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム)
「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。
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