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サウナで横行する「ドラクエ行為」癒しのひと時が地獄絵図に…大学生4人の迷惑行為に批判殺到

  • 2025.3.16
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出典:photoAC(画像はイメージです)

「サウナ=静寂でリラックスの場」というイメージを持つ人も多い中、近年急増している“ドラクエ行為”が密かに話題になっています。

きっかけは、あるX(旧Twitter)の投稿。「4〜5人の大学生グループが、まるでドラクエのパーティーみたいに一緒に行動し、サウナを騒がしく占拠している」との内容が多くの共感を集めました。サウナブームでにぎわう施設だからこそ、大学生たちの無自覚な振る舞いにストレスを感じる人が続出しているようです。今回はこの“ドラクエ行為”を巡る投稿と、実際に寄せられたコメントを紹介しながら、その実態を探ってみます。

“ドラクエ行為”にサウナーの不満爆発

同投稿に寄せられた引用コメントからは、いくつもの怒りや不満、疑問が飛び交っていました。ここでは主な声を三つ以上の視点に分けてご紹介します。

“みんなでやろうぜ”のノリが本当に苦手

「サウナのドラクエ行為みたいに、なんでも皆でやろうぜ(行こうぜ)タイプの人が苦手過ぎる。オカンになんでもやってもらったタイプなのかな。」
集団行動そのものを鬱陶しいと感じる人は少なくありません。一人でゆっくりしたいサウナ空間だからこそ、“全員一緒に動きたい!”というノリに強い抵抗を持つのも頷けます。

騒音と占拠がしんどすぎる…

「スーパー銭湯で風呂やサウナをドラクエ移動する学生さん達。あれ、なんとかならんかね? 風呂占領されるしサウナは出入りで温度下がるしごちゃごちゃうるさいし」
「スパ銭でも集団で浴槽一つ独占してる光景よく見かけます。延々と足だけ入れて居座り続けるので、目当てのお湯があっても入れないし、会話したいなら飲み屋行ってくれって思います。」

周囲の人からすると“声が大きい”“場所を占領している”など、快適空間を台無しにする行為は大きなストレスです。サウナの温度を維持できないほど頻繁に出入りするなど、公共のルールを考慮しない点も不満のタネ。

ブームが連れてきた弊害…

「コロナ渦から、この人たち増えました。それに、サウナブームが追い打ちかけましたね。」
「非常によくわかります。流行りに乗る方々だと思うので、ブームが去るまで待つしかないかなと思ってます。」

サウナは近年、テレビや雑誌でも特集される一大トレンド。“とりあえずやってみたい”という新参ユーザーが一気に押し寄せたことで、マナーに対する意識が追いついていない面もあるようです。

サウナーならではの“リアルな本音”

もう少し視点を掘り下げると、サウナ利用者ならではの“本音”も垣間見えます。

「1人になるとおとなしいのかもだけど、集団になると粗暴になる人達っていますよね。早く離れられますように」
「何日か、何ヶ月か、我慢していたストレスをこの日に吐き出すのだって気持ちで行ったのに、さらにストレスを加えられるっていう…」
「サウナは黙って自分と向き合いながら入れってキレたくなるw」
「わかるっちゃわかるけど、サウナマナーってなんなのかな。フィンランドでは複数人で会話しながら入る文化もあるらしいし…」

“ストレス解消の場”であるはずのサウナがかえってストレス源になってしまう。集団の騒々しさに参ってしまう人も多ければ、“黙浴”という独自マナーがいつから生まれたのか疑問を投げる人もいます。ただ、どのコメントにも共通しているのは「他人への配慮がまったくないと、やっぱり迷惑だよね」という思い。「プライベートサウナに行けば解決」という声もありましたが、そこまでしなくても、最低限のマナーを意識してほしいとの意見が大勢を占めるようです。

「静かに入りたい派」「盛り上がりたい派」

サウナ好きにとっては“神聖なリラックス空間”が、大学生たちの“大声&集団行動”によって台無しになる――いわゆるドラクエ行為には多くの反響が寄せられています。サウナがブーム化し、より多くの人が楽しむ反面、マナー面でのギャップが浮き彫りになっているとも言えるでしょう。

この記事から見えてきたのは、「サウナは静かに入りたい派」と「集団で盛り上がりたい派」の価値観の衝突。それぞれの楽しみ方があるにせよ、お互いの存在を尊重できるモラルがあれば、不要なトラブルは減るはずです。どちらの側に立つ人も、まずは「他人と空間を共有する」という前提を忘れずにいたいものですね。