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どこまでがマナーか「職員が市民の前で水を飲むな!」 "接客"へのクレームに非難の声?!

  • 2025.3.16
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引越しや新生活の準備が本格化するこの季節、住民票の移動や各種証明書の発行などで役所を利用する機会がぐんと増えますよね。

窓口が混雑すると職員さんの対応も慌ただしくなるものですが、「しゃがんで水分を飲む女性職員にワケを伺うと『職員が市民の前で水を飲んでいるとの通報があった』と答えた。」という投稿に注目が集まっています。

水分補給を含む“接客のマナー”はどこまで配慮すべきなのか、意見が飛び交い、多くの人の関心を集めているようです。いくつか意見を見ていきましょう。

多くは"飲むべき"という立場

投稿に寄せられたコメントを見てみると、"飲むべき"という意見が多く、共感の声も多く上がっていました。

「お水、自席で飲んでください。役所の窓口の方だって人間です。身体壊したら仕事できません。」
「お菓子をポリポリ食べてるとかならクレームもありだとは思いますが、水分補給は必要!」

水を飲むこと自体は問題ない行動であり、業務の遂行に影響を与えない範囲であれば、許容されるべきだという意見が多数を占めています。

"お客様は神様だ"という言葉もありますが、働き手あってこその利用です。特に接客は、人と人とのやりとりであることを忘れずにお互いに歩み寄る意識を持った対応が必要ですね。

働き手を守る取り組みも必要

「スーパーで「スタッフも水分補給させて頂くことがあります」の貼り紙が。市役所でも職員を守るつもりならそういう対応すべきでは?」
「『それのどこがいけないんですか?』と毅然とした態度でバカには接して欲しい。」
「保育士していましたが「先生が水筒のお茶飲んでる」とクレーム入ったことありました。」

スーパーや保育園などでも「スタッフが水を飲むことへのクレーム」が寄せられるケースは少なくないようです。

"カスタマーハラスメント"という言葉も広がる昨今、働き手を守る取り組みも求められています。

ビジネスマナーとしての意見も...

「接客をする仕事では当然だと思います。」
「職員も人間だけど、お客様の前でわざわざ水を飲むのは避けるべき。」

一方で、水を飲む姿を見せないようにすることは当然という声もありました。

"接客"としてのマナーも決して軽視できるものではありません。時と場合を考えた、適した行動が求められます。

求められる柔軟な意識

水分補給をめぐるマナー意識が改めて議論の的となっています。SNS上では「職員も人間なのだから、無理なく水を飲める環境が必要」という意見が多く見られる一方で、「お客さんの前では控えるべきでは?」といった従来のマナー観を重視する声も根強く残っているようです。

こうした議論はたびたび起こりますが、「堂々と水を飲んでいい環境をつくるべき」という意見も増えてきています。接客としての配慮は大切ですが、働く人の健康があってこそのサービスであることを忘れず、社会全体でより柔軟な意識を持つことが求められているのではないでしょうか。

※コメントは実際にSNSにある投稿をもとに、誤字脱字や表記揺れなどのみ軽微な修正を実施している場合がございます。