3月も後半に差し掛かり、お疲れ様会や歓送迎会などで居酒屋での飲み会も増えるシーズン。そんな飲み会シーンで唐揚げなどの揚げ物が運ばれてくると、周りの人に気遣って「レモンかけていいですか?」という決まり文句で確認をとる風習がありますよね。
この風習について、「勝手にかけるのは重罪」という過激な意見も見られる様子。そこで今回は、この“唐揚げレモン論争”について、肯定派・否定派それぞれからの意見や、この風習にまつわるエピソードをSNSから集めてみました。
もはや重い罪?レモンをかける前に確認してほしい派の意見は
SNSからの声を探してみると、事前に確認するのは当たり前であり確認しないことは悪いことである、という意見が多く見られました。
勝手にレモンは重い罪。
他の揚げ物でも個人的にはアウトです
勝手にかける人とは友達になれない
もはやマナーであるとさえ考える方の多いこの風習、確認しないことで“世間知らず”と思われてしまう可能性もありそうです。
聞くのが当たり前とまではいかずとも、「レモンをかけるのが自分の好みではない」という方の中には、それを自分からはなかなか言い出しにくいから聞いてほしい、という事情もある様子。
私は唐揚げに何もかけない派、。いてもらえると助かります
レモン無し派ですが、昔はこれを言えず何度も食べ損ねました
また、実はこのやり取りは「もはや確認ですらない」という意見も。
「レモン搾っていいですか?」は読み替えると「今からレモン搾りますね」という意思表示だと思う
確かに、相手の意思を知るための確認というよりかは、「私はレモン搾りたいから嫌だったら言ってくださいね」という自身の意思表示的な意味合いが強い印象は感じられます。
総じて、確認してほしい派の意見としては「それがマナーだから」「自分が嫌だから」と、大きく2つの意見に分かれているような印象を受けました。
かけないなら先に取って!確認しなくていい派の意見は
確認するのがマナーと思う方も多い一方で、
だから人間はめんどくさい
と、確認すること自体、もしくは確認するかしないかで揉めてしまうような人間の性(さが)やその模様についてすら、嫌気がさしてしまっている方も見られます。
この風習に対して異を唱える方の中には、
「レモンかけていいですか?」って聞かない人が悪みたいな風潮。
レモンかける人には好きな個数を小皿に取ってもらってる
「かけない側がもっと歩み寄ってくれてもいいのでは」という意見もある様子でした。それぞれ好みが違うのであれば、自身の意見を先に言っておく、というのも解決策としては有効かもしれません。
確認しなかったことで思わぬトラブルに…?レモン論争における失敗エピソード
そんな肯定派・否定派に分かれることの多いこの風習。確認しなかったことで、思わぬ事態に発展した事例もあるようです。
それが理由で私の父が姉とつかみ合いの喧嘩になりました
自分は勝手にかけて、カワイイ女の子にマジギレされたことがある。
レモンをかけるか確認しないことによって、他人を本気で怒らせてしまったりトラブルになってしまったりした方も少なくはないようです。
結論:やっぱり正解はナシ。トラブルにならないようにお互いに歩み寄ろう
この“唐揚げレモン論争”について、どちらの意見もそれぞれ理解できる部分があり、「どちらが正解」と断言するのはなかなか難しいところ。
しかし、勝手にかけることによって不快に思ったり、食べたかったのに食べられないという実害を被る人も存在し、さらには喧嘩やトラブルにまで発展してしまう可能性を孕むのであれば、事前に確認するか、それぞれお皿に取り分けてから好きに食べるよう提案するのが無難なように思えます。
そして何より、いろんな考えを持っている方がいる事実を認識し、歩み寄るスタンスが大切。お互いに相手に気を配り、お互いの意見を尊重しながら、お酒の場を楽しいものにできるよう心がけたいものです。
※お酒は20歳になってから。
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