「何に見える？」あなたの“本来の性格”がわかる心理テスト

2025.1.3

人は周りにいる人や環境によって、本来の性格から少し違った性格になることがあります。性格を変えることによって、うまく適応することができるのですが、無理をしている部分があるため、ふとしたときに本来の性格が出ることがあります。あなたの“本来の性格”はどんな性格なのでしょうか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ネズミ

2.アイスクリーム

3.花束

4.2つの風船

1.ネズミに見えた人は「気が小さい」

図形がネズミに見えた人は、本来気が小さい性格をしているようです。ただ、社会で適応するためには気の小ささが邪魔になってしまうのではないでしょうか。本来の性格は隠して、少し無理をして度胸があるふりをすることが多いようです。本当は逃げ出したい、前に立ちたくない、そんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。

このタイプの人は、しっかり者でパッとみた感じ、精神的にもタフそうに見えるかもしれません。落ち着いた雰囲気がありますし、行動力や決断力にも長けており、リーダー的存在として頼られることも多いのでしょう。ただ、本来は大人しく気が小さい臆病者なところがあるようです。怖がりでもありますし、ネガティブ思考になりがちな傾向もあるでしょう。

そういうところを見せると、周りの期待に応えることができないと感じてしまうのではないでしょうか。それゆえ、いつも気が小さい自分は後ろに隠して、そう見えないような振る舞いをするように意識しているのでしょう。とても自分を鼓舞して、頑張っているのではないでしょうか。

2.アイスクリームに見えた人は「楽天的」

図形がアイスクリームに見えた人は、本来楽天的な性格をしているようです。どんなことも「なんとかなる」と根拠のない自信を持っており、実はそれほど物事を深刻には捉えていないのではないでしょうか。ただ、社会で適応するためには、その楽天的な考えは、少し軽く見えてしまうと思い、あまり表には出さないようにしているようです。

このタイプの人は、ポジティブ思考が強く、物事を甘く見てしまいやすい傾向があるかもしれません。おそらくこれまでの人生も順調で、どうしようもないような壁にぶつかることもなかったのではないでしょうか。ただ、楽天的なことを口にすると「考えが甘い」と白い目で見られるような仕事をしているのかもしれません。

楽天的な部分は隠して、あなたなりに視野を広げて、最悪のケースなども考えようと頑張っているようです。ただ、ふとした拍子に「まあなんとかなるよ」「大丈夫じゃない？」と楽天的なことを言ってしまい、しまったと感じることも多いのではないでしょうか。本来の性格を隠し切ることは難しいのかもしれません。

3.花束に見えた人は「ロマンチスト」

図形が花束に見えた人は、本来ロマンチストな性格をしているようです。夢物語のようなストーリーを頭の中に描き、ひとりでニヤニヤしがちではないでしょうか。ただ、そういう自分を人前で見せることに羞恥心があり、本来の性格は後ろに隠してクールなふりをしているかもしれません。

このタイプの人は、シャイで虚勢をはりやすいかもしれません。自分のイメージのようなものを大切にしていますし、他者評価も気にしてしまいやすいでしょう。そのため、ロマンチストな自分は、少しあなたが思うセルフイメージに合っていないのではないでしょうか。もっとクールで現実的な自分でいたいのかもしれません。

ただ、実際のあなたはロマンチストで、記念日などはきちんとお祝いしたいでしょうし、そのシチュエーションなどにも自分なりのこだわりはありそうです。頭の中で描いているストーリーと、実際に行動には、いつも大きな乖離があるかもしれません。そういうことを考えたりやろうとしたりする自分は、あなた自身が受け入れられないのではないでしょうか。

4.2つの風船に見えた人は「のんびりや」

図形が2つの風船に見えた人は、本来のんびりやな性格をしているようです。やるべきこともギリギリまでやりませんし、動きもできるだけ簡素化して、ダラダラするような時間をたくさん作りたい人でしょう。ただ、そういう自分では社会に適応できないと感じており、できるだけテキパキと効率よく仕事をし、のんびりしている姿を見せないようにしているのではないでしょうか。

このタイプの人は、協調性が高く他人の目を気にしやすいところがあるでしょう。そのため、周りに人がいると、思うようにのんびり過ごすことができないのではないでしょうか。のんびりしていることが悪いことのように感じられてしまうのかもしれません。本来ののんびりな性格を隠して、たくさんの仕事を抱え、どんどんこなしていっているようです。

ただ、実際のあなたはのんびりやですので、本当はもっとダラダラ過ごしたいでしょうし、たくさん仕事がある状況は好ましくないはずです。のんびりしている人を見ると、イラッとしてしまうのは、そのせいでしょう。あなたも他人の目を気にしなければ本来の性格を出せるのですが、どうしてもそこに壁があって、無理をしてしまうのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。