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「何に見える?」あなたは“自己理解できている人か”がわかる心理テスト

  • 2025.1.4
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あなたは自分のことをどのくらい理解できていると思っていますか?おそらく周りを見ていると「この人自分のことが全然わかっていないんだな」と感じる人がいたりするはずです。でも全然理解できていない人は、それゆえに理解できていないという自覚もないのではないでしょうか。あなたは“自己理解できている人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.長靴

2.座椅子

3.日本列島

4.アヒル



1.長靴に見えた人は「自己理解できていない人」

図形が長靴に見えた人は、自己理解できていない人かもしれません。あなたは自分の性格について語ると、ことごとく見当違いになってしまっているかもしれません。他人から「こういうところがあるよね」と言われても、いまいちピンとこないことも多いのではないでしょうか。自己評価と他者評価に大きなズレがあるかもしれません。

このタイプの人は、夢見がちで、多少プライドの高さもあるかもしれません。そのため、理想の自分像のようなものが心の中にあり、自分がそのままの人物であるかのように感じてしまっていそうです。そういう自分でありたいという気持ちが、これが私という気持ちにすり替わっていってしまったのでしょう。

いいところは拡大して解釈しているでしょうし、悪いところは見ないようにしていそうです。そのため、自分のことを棚に上げて、他人を非難してしまったりすることがあり、知らないところでひんしゅくを買っていたりする場合があるでしょう。理想の自分像も大切ですが、本当のあなたもきちんと見てあげ、好きになってあげると、もう少し肩の力も抜けていい感じになれそうです。

2.座椅子に見えた人は「自己理解できている人」

図形が座椅子に見えた人は、自己理解できている人かもしれません。あなたは自分の性格について、とてもしっかりと理解しているのではないでしょうか。いいところも悪いところも、わかっており、そのままの自分を大切にすることができているようです。また悪いところも知っているからこそ、意識的に直そうとしたりもできるのではないでしょうか。

このタイプの人は、自然体で自分を飾ったりしない人でしょう。自分を特別視もしていませんし、ありのままの自分を肯定的に捉えることができているようです。だからこそ、よくないと感じるような自分も受け入れて理解することができているのではないでしょうか。あなたの自己評価と他者評価は、概ね合致するようです。

自己理解ができているからこそ、自分の足りない部分をうまく補って生きやすくすることができるのではないでしょうか。他人に助けてもらったり、頼ったりすることも抵抗感なくすることができそうです。また、年と共に変化していく自分にもしっかりと目を向けているため、変にがっかりしたり自分をダメだと思ったりもしないのではないでしょうか。

3.日本列島に見えた人は「やや自己理解できている人」

図形が日本列島に見えた人は、やや自己理解できている人かもしれません。あなたは自分の性格について、それなりに理解しているのではないでしょうか。いいところはもちろんのことですが、悪いところも、ある程度理解して受け入れるようにしているようです。ただ、悪いところは、あまり見たくないという想いもあるのではないでしょうか。

このタイプの人は、他者評価を気にしやすく、少し気が小さい人でしょう。そのため、他人から見て尊敬されるような自分でなければならないという想いも心の奥に抱えているのではないでしょうか。だからこそ、あまり良くない自分は、あまり見たくないという気持ちがあるようです。それでも、そういう部分があるのが当たり前だと頭では理解しているため、無理やり目を向けようと頑張っているのではないでしょうか。

おそらく、自分では理解しているけれども、周りから指摘されると嫌な気持ちになってしまうでしょう。わかっているんだけど、見たくないという気持ちがあるからではないでしょうか。もう少し素直に向き合えるようになれば、自分で直すこともできますし、周りに頼ったりすることも無理なくできるようになりそうです。

4.アヒルに見えた人は「あまり自己理解できていない人」

図形がアヒルに見えた人は、あまり自己理解できていない人かもしれません。あなたは自分の性格について、あまり理解できていないのではないでしょうか。ネガティブで悪い面ばかり目についてしまい、いいところが見えていないようです。そのため、他者評価の方がとてもよく、自己評価とは合致しないかもしれません。

このタイプの人は、気が弱く消極的な人でしょう。他人を前にすると遠慮してしまい、一歩でも二歩でも下がっていってしまうところがあるのではないでしょうか。良くない自分が前に出るべきではないというような謙虚すぎる性格が邪魔をしてしまい、なかなか堂々と人前で振る舞うことができずにいるようです。

あなたの場合、もう少し自分のいいところにも目を向ける必要があるかもしれません。悪い部分には目を向けていますが、それだけではあなたの自己理解は完全にはならないはずです。意識的にいいところにも目を向ける、また他人が褒めてくれたことは素直に受け入れてみる、そうすることで、だんだんと自己理解が進んでいくのではないでしょうか。



ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。