「落とし物を探してみて」イタリア人ジャーナリストが語る、日本と海外の“治安の違い”に衝撃を受けたワケは…？

国際交流をテーマに、外国人の目から見た“日本の魅力”や海外の現状を発信している「サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】」。シェアハウスで国境を越えて出会った仲間と共に立ち上げたこのチャンネルは、メディアでも多数取り上げられており、チャンネル登録者数は33.7万人（2025/1/29時点）。日本の文化や習慣に触れる外国人の新鮮な反応と、私たちが知らない海外の今をバランスよく発信し続け、多くの視聴者から支持を集めているチャンネルです。

今回は、YouTubeチャンネル『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』の人気動画『外国人ジャーナリストが日本と海外の治安の違いについて解説します』をピックアップ。この動画は31万回以上再生（2025/1/29時点）され、おみくじや食べ歩きなどで浅草観光を楽しみながら、ホッピー通りで昼飲みをする楽し気なや様子が収められています。

「なぜ日本は治安がいいのか？」世界を旅するジャーナリストが感じたこと

海外在住のジャーナリストとして活躍するイタリア人のテシさんが、自身の経験から日本と海外の治安の違いについて解説。ヨーロッパでの特派員経験や、命懸けで取材したスリランカの経済危機など、数々の取材経験を持つテシさんだからこそ見える視点を紹介。

女性の夜間一人歩きは避け、必要な場合は防犯スプレーを携帯するなど、海外では入念な備えが必須。危険な地域では「婚約者がいる」と伝えることで身の安全を確保するなど、具体的な安全対策を教えてくれました。

盗難被害を最小限に抑えるため、携帯電話は2台持参し、1台はおとり用として使用。財布も同様に、少額入りの財布を表に持ち、主な現金は別の場所に分散して保管するなど工夫ををしていたというテシさん。

グローバルピースインデックス（世界平和度指数）では、日本は10年以上連続でトップ15入り。2022年はアイスランド、ニュージーランド、アイルランドが上位を占め、日本もトップ10にランクイン。数値で見る日本の高い安全性が明らかに。

ポルトガルなど治安の良い国でも、首都の安全性は日本とは大きく異なります。特に駅の治安では、日本の駅が終日安全なのに対し、海外の駅は夜間の危険度が著しく上昇する実態が。

日本のATMは建物内に設置されているのに対し、海外では路上設置が一般的。イタリアでは重機を使ったATM強盗事件も発生するなど、設置場所一つでも安全意識の違いが顕著に表れているそう。

お金を拾ったら交番に届けるという日本では当たり前の文化が、海外では全く異なると話すテシさん。イタリアでは親が子供に「落とし物を探してみて」と促すなど、拾得物に対する価値観が正反対という驚きの実態も。

日本の治安の良さは、法律や制度だけでなく「恥の文化」も大きな要因の一つ。犯罪を「恥ずかしいこと」として捉える文化が、自然と犯罪を抑止する効果を持っています。この文化的な違いが治安の差となって表れていることを指摘されていました。

この動画を見て視聴者が感じたこととは…？

テシさんの体験を通じて得た日本と海外の違いを短い時間ですが聴くことが出来てとても楽しく、役立つと思いました。

やっぱりテシさんの話は考察が深いし楽しいですね。YouTubeがなかったらこんな賢い方の話はなかなか聞けないかもな。

色々なことを知ってる。テシさんが 日本では何か拾ったら交番に届けるように教育を受けることをご存知なかったのが新鮮でした。始まりの根本が違ったら、その先が大幅に違って来るのは納得です。

他にも、勉強になったことや、実体験、これを見たうえでの個人の見解など、数々のコメントが寄せられていました。たくさんの国を訪れたからこそ思うテシさんの考えや思いを通して、動画を見た人が改めて「平和とは何か」「なぜ日本は治安がいいと言われているのか」を考えるきっかけを与えてくれる素晴らしい動画でした。

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動画：『外国人ジャーナリストが日本と海外の治安の違いについて解説します』
協力：『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』

サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】
東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせることを目的とした国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。イタリア人のテシさんなど、シェアハウスの住人や友人たちが立ち上げたYouTubeチャンネルに多くの動画をアップしています。外国人から見た“日本の魅力”や海外の現状などを紹介中です。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。