【1年以上入院し認知症になった父】娘「私のこと誰だかわかる？」→父「ごめんなさい覚えていない」やりどころのない感情に娘は…

2児の母である、吉田いらこ（大阪おでこ姉妹）さん。家族にまつわる話や、日常についてのコミックエッセイを描き、ブログで発信しています。

父親が退院してきたけれど…？

家族のことがわからない

一年以上の入院を終え、退院してきた父親。片麻痺の障害があり、顔つきも以前とは変わってしまいました。

リハビリのために入院していた病院で、父親は医師から“若年性の認知症”と診断されました。入院中に見られたおかしな言動は、一時的な記憶の混乱ではなかったのだとわかったのです。

着替えの途中、母親は父親から「これはお金はどうしたらいいのでしょうか」と聞かれ、“ああ、私のことを家政婦さんだと思っているのか”と感じながらも、何も言えません。吉田いらこさんも、「わからない」と言われるのがわかっていても「ねえ、私のこと誰だかわかる？」と聞かずにはいられません。

どこにも行き場のないような気持ちを抱えて過ごすしかないのでした。

吉田いらこさんは掲載元で「娘のことがわからないって…なんかもう終わったな、という気持ちでした」とコメントしています。どうすることもできない切なさや、やるせなさを感じてしまうエピソードですね…。

ブログ：吉田いらこ（大阪おでこ姉妹）