ビル・ゲイツ氏が所有している「ポルシェ959」は元々“日本の大御所芸人のもの”だった！その芸人とは一体？

私たちの生活に欠かせない自動車。みなさんも、大切に乗り続けている愛車や一度は乗ってみたい憧れの高級車があるのではないでしょうか。

今回はビル・ゲイツの愛車である、幻のスーパーカー「ポルシェ959」を元々所有していた、日本を代表するお笑い芸人をご紹介します。スターならではのスケールの大きいエピソードに驚くばかりです。

ビル・ゲイツが所有している「ポルシェ959」を元々所有していた日本の芸人といえば？

さて、クイズです。ドイツの有名自動車メーカー、ポルシェが1980年代にわずか292台のみを限定生産した、「ポルシェ959」。

当時の最新鋭の技術が搭載されたこちらのスーパーカーは、当時のレートで約3500万円という高価格ながらも即売する人気を集めました。

そんな希少な車を現在所有しているのが、マイクロソフト社長のビル・ゲイツなのですが、実は、彼が購入する前の持ち主は、日本を代表するお笑い芸人だったといわれています。

そんな驚きのエピソードを持つ大御所芸人とは、いったい誰でしょうか？

ヒント…

①2種類の芸名を使い分けている

②映画監督としても成功

大スターから大富豪へと渡った幻のスーパーカー

答えは…ビートたけしさんです！

1973年に相方のビートきよしさんと漫才コンビ・ツービートを結成し、1980年代の漫才ブームを牽引したビートたけしさん。『オレたちひょうきん族』や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』をはじめとした数々の名バラエティ番組を生み出し、脚本家や映画監督としても人気を博しています。

そんなビートたけしさんは昔から大の車好きで、ポルシェ・フェラーリ・ランボルギーニなど、数々の高級車を乗りこなしていたそう。世界で292台しか生産されていない希少なポルシェ959を所有していたことでも知られています。当時たけしさんのポルシェ959に乗車した経験を持つ後輩のつまみ枝豆さんは、インタビューでその性能を「あの加速はシビレました。ホントに飛ぶかと思った」と語っています。

そのポルシェはしばらく乗り回した後に売ってしまったそうなのですが、その後の持ち主について、後輩芸人の水道橋博士さんがフジテレビ系『石橋貴明のたいむとんねる』2018年7月9日放送回で明かしました。なんと、新しい車の所有者はあのマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツだというのです。

ビル・ゲイツは無類のポルシェ好きとして有名で、当時アメリカへの輸入・走行が禁じられていたポルシェ959を、自らの手で法律を変えてまで走行可能にしたという逸話があります。日本のスターからアメリカのスターへと渡った幻のスーパーカー。車好きの方にとって、とてもワクワクするエピソードなのではないでしょうか。

エピソードを知るとより好きになるかも

自らが手放した後も、海を渡って愛され続けているビートたけしさんのかつての愛車「ポルシェ959」。現在中古車市場にもほとんど流通しておらず、まさに幻のクルマといえるでしょう。1台のスーパーカーをめぐる壮大なストーリーに驚くばかりです。