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「ママと逃げる?」朝ドラ台本を寝ずに覚え…悔しい10ヶ月間を過ごした“国民的女優”といえば?

  • 2024.12.7
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

テレビや映画で輝く女優たちの裏には、努力や苦労が隠されています。その中でも特に厳しいといわれるのが、NHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」の撮影です。

今回は、朝ドラの撮影で毎週寝ずに台本を覚え、悔しい10ヶ月間を過ごしたエピソードを持つ女優をご紹介します。

さて、ここでクイズです。「ママと逃げる?」と母親に声をかけられるほど追い詰められた朝ドラ撮影を乗り越えた女優とは誰でしょうか?

① 9歳から芸能界で活動を続け、今では若手を代表する実力派女優

② 朝ドラ『半分、青い。』で主役を務めた女優

③映画『地獄の花園』にも出演

朝ドラ撮影の厳しさと「悔しい10ヶ月間」

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(C)SANKEI

答えは、女優の永野芽郁さんです。

このエピソードは、2022年7月1日に放送されたTBS系『A-Studio+』で語られました。永野さんが主演を務めた2018年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の撮影期間中に味わった苦悩と、それを支えた母親の存在についての話は、多くの視聴者に感動を与えました。永野芽郁さんは、小学3年生のときにスカウトされ、9歳で芸能界デビュー。しかし、高校進学時には「芸能活動が許される学校」に進学せざるを得ず、友達と一緒に進学できなかったことがきっかけで一度は芸能界を辞めようと考えました。

そんな永野さんの運命を変えたのが、映画『俺物語!!』のヒロイン役のオーディションに合格したことでした。そして、その後受けたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』のオーディションで見事に主演を射止め、女優としてのキャリアを大きく広げることになりました。

永野さんが主演を務めた『半分、青い。』は、連続テレビ小説として撮影期間が約10ヶ月にわたるハードスケジュールでした。台本のセリフを1週間分覚える必要があり、「日曜日の夜から翌日のリハーサル時間まで寝ずに覚える」日々が続いたと語っています。それでも、覚えたはずのセリフが本番で出てこないこともあり、「先輩方もたくさんいらっしゃる中で、本当に悔しくて『クソ!』と思いながら過ごした10ヶ月でした」と当時の心情を明かしました。

「ちょっとやそっとのことでめげてちゃダメ」

そんな厳しい撮影スケジュールの中で、永野さんを支えたのが母親の存在でした。永野さんの苦労を目の当たりにした母親は、あるとき「ママと逃げる?」と声をかけたといいます。このエピソードを番組で笑福亭鶴瓶さんが紹介すると、永野さんは涙を流しながら当時のことを思い出しました。

「母がどれだけ大変だったか分かっていたけど、母の力は偉大だと見て育ちました。ちょっとやそっとのことでめげてちゃダメだと思います」と語った永野さん。その姿には、母親への感謝の思いと、強い意志が込められていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

「ママと逃げる?」という母親の一言で涙した永野芽郁さんのエピソードは、その人間性と努力の裏にある家族の絆を感じさせます。芸能界での苦労を乗り越え、朝ドラの主演という大役を果たした彼女は、今では多くの人々から愛される女優へと成長しました。

これからも、その真摯な姿勢と演技力で私たちを魅了し続けてくれることでしょう。永野芽郁さんのさらなる活躍に期待が高まります!