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「西野七瀬がMVP」3000本を観尽くした“映画の達人”が選ぶ、『誰にも教えたくない隠れた名作映画』part1

  • 2024.11.9

毎年、日本国内だけでも数百本制作される「映画」。ラブコメやアクションから、感動する作品まで幅広いジャンルがある中で、3000本映画を観尽くした“達人”が「誰にも教えたくない隠れた名作」と語るのはどんな作品なのか。

達人が選んだ名作映画

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(C)SANKEI

作品名:『恋は光』
公開日:2022年6月17日
あらすじ:「恋」をしている気持ちが“可視化される”という独自の世界観を描いたラブストーリー。恋する女性が光を放つ姿を見てしまう特異な体質を持つ大学生・西条(神尾楓珠)の初恋が描かれます。

物語は、西条の幼馴染であり片想い中にも関わらず「光っていない」と言われ葛藤する北代(西野七瀬)や、恋に憧れる文学少女・東雲(平祐奈)、そして人の恋人に心惹かれてしまう宿木(馬場ふみか)など、恋の捉え方や経験が異なる4人が織りなす恋愛模様が見どころ。キャストが「恋とは?」を考察する姿に観客も共感し、「好きとは何か?」といった普遍的な問いかけが心に響きます。

なぜ“誰にも教えたくない隠れた名作”映画なのか?

一言でこの映画を表すと「哲学的なハーレムラブコメ映画」であり、会話劇が中心なので観る人を選んでしまうかもしれないが、逆にキラキラとした恋愛映画が苦手な自分にとっては独特なアプローチをしている隠れた名作です。

内容としては、全く性格が違う4人の主人公が"恋"について論理的に解明しようとするが、起承転結がしっかりしているストーリー。また個人的なこの映画での「MVPの役者は元・乃木坂46の西野七瀬さん」であり、4人の主演のうちの1人を演じており、劇中での表現力も豊かでクセのある会話のセリフや自然体な佇まいも印象に残っています。

そしてラストシーンの彼女の表情は見逃せないのでぜひ注目してください。今後出演される作品が楽しみな女優の1人です。

まとめ

『恋は光』は、ただの恋愛映画とは一線を画す哲学的な魅力を持った作品です。「恋とは何か?」という普遍的なテーマを、ユニークな設定と個性豊かなキャラクターたちを通して深く問いかけます。劇中で交わされるセリフのやりとりは、観客に新たな視点を与え、恋愛観を見つめ直すきっかけになるでしょう。また、西野七瀬の繊細な演技も見どころのひとつで、物語の結末に込められた彼女の表情には胸を打たれるはず。

恋愛に対する価値観が多様化する現代だからこそ、今観ておきたい作品としておすすめです。


※記事は執筆時点の情報です