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これどうやって計算するか覚えてる?「−8×(−10)÷(−2)」→正しく計算できる?

  • 2024.12.4

負の数の計算方法、覚えていますか?

昔習った覚えはあるけれど、具体的にはどうすればよいのかはあまり覚えていないかもしれませんね。

今回の問題に挑戦して、負の数の計算方法を確認してみましょう。

問題

次の計算をしてください。
−8×(−10)÷(−2)

解答

正解は、「−40」です。

次の「ポイント」で、計算方法を解説しています。

答えの出し方が分からなかった人は、ぜひご覧ください。

ポイント

この問題のポイントは、「掛け算と割り算における答えの符号の決め方」です。

答えの符号の決め方は、次のようになっています。

<答えの符号の決め方(掛け算・割り算編)>
・同符号どうしの掛け算・割り算の答え→正の数(+)になる
例:(+1)×(+1)=(+1)    −1÷(−1)=(+1)
・異符号どうしの掛け算・割り算の答え→負の数(−)になる
例:−1×(+1)=−1    −1÷(+1)=−1

では、このルールに従って、今回の問題を計算していきましょう。

まずは前半ですが、同符号どうしの掛け算(負の数×負の数)なので、答えは正の数になります。

  −8×(−10)÷(−2)
=80÷(−2)

次の割り算は、異符号どうしの割り算(正の数÷負の数)なので答えは負の数になります。

  80÷(−2)
=−40

これで答えが出ましたね。

まとめ

今回の問題はいかがでしたか?

負の数が登場する掛け算と割り算では、計算に使われる二数の符号に注目することで、答えの符号を決定できます。

同符号どうしの計算なら答えは正の数、異符号どうしの計算なら答えは負の数になります。

他にも負の数を扱った問題を用意していますので、引き続き挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。