もともとは愛し合って結婚を決めたはずの2人が、忌み嫌い合い、精神的に不健全な生活を送るようになるのはとても悲しいこと。
今回は男性だけでなく多くの女性からも指名をいただいてきた元ホステス・Chikaが「夫婦仲が悪くなる原因」を紹介します。
「夫婦仲が悪くなる原因」とは?
恋人同士のときはある程度の距離感が保てているため、嫌な部分が見えづらいものです。
しかし夫婦になると過ごす時間が増え、生計を共に立てるようになるため、距離が一気に縮まります。問題を解決しないままでは夫婦仲に影響を及ぼしかねません。
夫婦仲が悪くなる原因は「コミュニケーション不足」「時間のすれ違い」「スキンシップがなくなる」の3つ。
それぞれ見ていきましょう。
コミュニケーション不足
忙しい日々で夫婦の会話が減ってくると、それは危険信号です。
感謝を伝える機会もなく、思っていることを話さずにいると、自然に気持ちが離れていきます。
とくに小さな不満は日常的に話しておくべき。
相手に対する「ちょっとここが嫌だな」という部分を伝えないと、相手はそのように思われていることに気づきません。
その積み重ねで気がついたときには取り返しのつかないほど心の溝が深まってしまうことも。
時間のすれ違い
仕事や育児で生活の時間帯がすれ違う夫婦は、意識的に一緒の時間を確保する必要があります。
毎日顔を合わせてコミュニケーションを取ることで、相手の心理状態や気持ちの変化に気づきやすくなります。
「いまは仕事が忙しくて大変そうだから、家事は私がサポートしよう。」「妻は育児で社会から孤立した気持ちになっているみたいだから、自由な時間を作ってあげよう。」と、そのときのパートナーの状況がわかると、気持ちのすれ違いや相手を追い詰めてしまうリスクが減るでしょう。
スキンシップがなくなる
一緒に生活していくうちに、スキンシップがなくなってしまうといった話もよく耳にします。
スキンシップを取ることで、『愛情ホルモン』と呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンが分泌されることで安心感や信頼感が高まると言われており、夫婦関係の維持にも大きな影響を及ぼすでしょう。
手を握る、一緒に寝るなど簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
「夫婦仲が悪くなる原因」は3つ。
- コミュニケーション不足
- 時間のすれ違い
- スキンシップがなくなる
出会ったころのように愛情表現を欠かさず、思いやりを持って相手に接しましょう。
文:Chika/ライター
18~23歳まで5年間中国地方の繁華街でホステスとして稼働。老若男女問わない接客スタイルで、男女ともに複数のお客様から指名をいただく。お客様の特徴や好み・会話内容はすべてノートに残しており、ノートは10冊以上にも及ぶ。
くだらない話題から真剣な人生相談まで、多岐にわたる会話を経験。ホステス卒業後も人に関わる職業をしていて現在はライターとして活動中。
※記事内の写真はイメージです。