気の毒な楽譜に１０万いいね「背負わせるものが重すぎる」衝撃の１枚に「音符も大変だな…」

楽器を演奏している方は、今までにさまざまな楽譜を見てきたことでしょう。曲の数だけ楽譜があるため、中には特に印象に残っているものもあるかもしれません。

R（@Bird30Nocturne）さんがX（旧Twitter）に「楽譜に書かれていた衝撃の言葉」を投稿したところ、9.7万いいねが集まり（2024年11月14日時点）、「ツボすぎる」「付点音符も大変だな」などと話題になっています。

いったい、付点音符に何があったのでしょうか…？

話題の投稿は、こちら！

付点音符に背負わせるものが重過ぎる pic.twitter.com/9hHj1jTAUN
— R (@Bird30Nocturne) November 12, 2024

「付点音符に人生の労苦をこめて」！？

音符の横にちょこんと添えられた付点音符に、そこまで重いものを背負わせてしまうのは気の毒な気もしますよね…。

しかも、「sentito pesante（感情をこめて重々しく）」とも書かれています。こちらの楽曲を作った方々にとって、この部分は特に重要だったのかもしれませんね。

今回は、この楽譜の曲名や、特徴的な指示を見た感想などについて、Rさんに詳しいお話を伺ってみました。

曲名は「混声合唱とピアノのための組曲『みやこわすれ』より『はっか草』」

---こちらの楽譜の曲名や作曲者名などを教えてください。

「曲名は混声合唱とピアノのための組曲「みやこわすれ」より「はっか草」。作曲者は千原英喜です」

---ありがとうございます。「付点音符に人生の労苦をこめて」はピアノ演奏においてどのように表現されていらっしゃいますか？

「重苦しさがありつつも重厚感のある音色を持たせられるような表現を意識しています」

---「付点音符に人生の労苦をこめて」という指示はほかの楽譜でも見たことがありますか？

「見たことがありません」

---ピアノサークルの代表をされているR様でも見たことがないくらい、珍しい文言なのですね…！

Rさんの投稿に対して、さまざまなコメントが寄せられていました。同様の感想を抱いた方も多いようで、

確かに重すぎる

付点からしたら迷惑以外の何者でもないwww

付点音符に人生の労苦を込めるのか…付点音符も大変だな

などのコメントも。また、特徴的な指示を見て曲名がわかった方もいらっしゃるようで、

はっか草かな？これ好きなんよな

はっか草万バズでえぐい

などの声も。中には、その指示通り歌ってみたいという方もいらっしゃるようで、

付点音符に40年間の苦しかった人生を全部込めて歌いたい

というコメントもありました。たしかに、今まで生きてきた中で溜まりに溜まった労苦を込めて歌ったら、とてもスッキリとした気持ちになれるかもしれませんね…！

取材協力：R（@Bird30Nocturne）さん