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「2025年元日、都内の主要百貨店はすべて休業」発表に賛否両論…利用客の切実な声「休んで」「残念」

  • 2024.12.27
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出典:photoAC(写真はイメージです)

東京都内の百貨店でおこなわれる元日福袋販売の様子は、テレビやSNSなどで毎年目にしていたお正月の風物詩。お正月に親戚たちと百貨店に行くことを楽しみにしていたという方も多いようです。

そんな中、来年の元日は、東京都内主要百貨店はすべて休業すると発表がありました。

昨年は元日営業をしていた株式会社そごう・西武も、取引先や近隣のマーケット環境、お客さま心理の変化など総合的に判断し、東京都内を中心とした一部店舗における2025年元日を休業すると発表。

これについて「元日は休業でも問題ない」という賛成派の意見や「毎年の楽しみがなくなるのは残念」といった反対派の意見など、さまざまな声がSNS上などで見られています。

そこで今回は「来年の元日は東京都内主要百貨店はすべて休業」についてどう思うか、調査を実施しました。

元日の百貨店休業についてどう思う?

今回は「来年の元日は東京都内主要百貨店はすべて休業」についての感想を調査をしました。

集まったアンケート回答300件のうち、「来年の元日は東京都内主要百貨店はすべて休業」ということへ賛成派が278票反対派が22票で、賛成派が圧倒的に多い結果になりました。

寄せられた意見を紹介します。

賛成派の意見

百貨店で働く人にも休んで欲しい

百貨店で働いている従業員さんも元日くらいは休んで、家族や友人とお正月らしく、のんびりして欲しいと思うので賛成です。
(40代女性・専業主婦・四国地方)
お正月くらいはみんなゆっくり休んで欲しいので、賛成です。三が日はみんな休んで、そこからまた元気に働けばいいなと思います。
(30代女性・パート勤務・静岡県)
百貨店勤務(接客業)の方はなかなか家族や友達と合わせての休みが取れないため、三が日ぐらいは休んでほしいと思います。
私自身アパレルでの勤務経験があり、元日から勤務していたので休みたい気持ちがよくわかります。
(20代女性・派遣社員・大阪府)

一日くらい休んでも困らない

百貨店でしか売っていないものを元日に買わなければいけないというシチュエーションはないと思うから。困る人は少ないと思う。
(40代女性・会社員・福島県)
元日に買い物に行かなくても困ることは何もなくむしろお店全てを元実はお休みしてもいいと思うくらいです。元日は働く日ではなくお正月を祝う日なので休業に賛成です。
(40代女性・主婦・千葉県)

働き方を見直す意味でも賛成

賛成です。元日の楽しみの福袋の購入ができないのは残念ですが、勤務している方が元日にゆっくりと過ごせるのは働き方改革としてとてもいいことだと思います。
(40代女性・パート・北海道)
働き方を見直す意味でも、お正月は多くの店が休業するのが良いと思います。周りに気兼ねせずに堂々と休んでほしいです。
(60代女性・専業主婦・神奈川県)

賛成派の多くは「百貨店で働いている従業員さんも元日くらいは休んで、ゆっくりして欲しい」という回答でした。

反対派の意見

遠方から休みを取って東京に行くのに、デパ地下のお店に行けないのは残念。東京自体テーマパークなので営業して欲しい。
(40代男性・会社員・北陸地方)
そもそもサービス業なんだから消費行動をさせてほしい。元日は神社をお参りし、デパート巡りをする習慣だったので残念。
(40代男性・会社員・東京都)
従業員が正月にも出勤させられるのは気の毒だとは思うものの、正月ならではの催事に出かけるのが毎年の楽しみだから。
(20代女性・フリーランス・東京都)
正月はすることは全然なく、初売りくらいしか楽しみがないので、営業をして欲しいし、ショッピングセンターは休みなくやってるので、同じようにして欲しい。
(50代男性・公務員・北海道)

反対派の多くは、「元日に家族で百貨店へ行くことが毎年の恒例行事だから」というコメントが多く見られました。

別のプランを立てるのはいかが?

賛成派の理由の多くは「百貨店で働く人も元日は休んで欲しいから」「一日くらい休んでも問題ないから」といったものでした。「働き方を見直す意味でも賛成」とする声も多く見られました。「元日だけでなく三が日お休みにしても良いのでは」という意見も。

一方で、反対派の理由は「元日の恒例行事がなくなることが少し寂しい」といった声や、「休みの日だからこそ東京に行くのにお店に行けないのは残念」というコメントが見られました。

お正月は仕事が休みの人も多く、家族で百貨店へのお出かけを楽しみにしている場合も多いかもしれません。しかし、事前に「元日はお休み」といった情報がしっかり浸透していれば大きな問題にはならず、百貨店で働く人も休みが取れ、利用する側も別の計画が立てられるのではないでしょうか。

来年のお正月は東京都内で働く百貨店の人たちも少しのんびりできると良いですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/12~2024/11/13
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300