1. トップ
  2. 「肉と魚は食べ物じゃない」“元ビーガン”のアメリカ美女、日本に来て肉を食べるようになった“キッカケ”

「肉と魚は食べ物じゃない」“元ビーガン”のアメリカ美女、日本に来て肉を食べるようになった“キッカケ”

  • 2024.12.9

現在は横須賀で暮らす、日本生まれアメリカ育ちのフランシスさん。日本文化に触れた外国人の反応などについて、国内外の仲間たちとともに紹介する動画をYouTubeにアップしています。チャンネル登録者数は32.9万人(2024/11/22時点)です。

今回はYouTubeチャンネル『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』にある数多くの人気動画の中から『アメリカでビーガンだったけど日本へ来てやめた理由【外国人】』をピックアップ! 22万回以上再生(2024/11/22時点)されているこの動画では、フランシスさんの食の変遷や現在の食生活などについて語る様子が紹介されています。

2つの理由で“ビーガン”に終止符

現在、横須賀で暮らすフランシスさん。13歳から“ベジタリアン”、16歳から21歳まで“ビーガン”でした。

しかし、日本で夏休みを過ごした18歳の時、レストランでもコンビニでもほとんど食べられるものがなく「いつか住んでみたい日本」でビーガンを続けることの難しさを実感。当時の日本はビーガンについて認知度が低く、口にできたのは梅干しのおにぎりばかりだったそうです。

今では肉を食べるようになり、動画でも用意されていた鹿児島県産の牛肉を一口。「とても柔らかく本当に美味しい」と満足な様子です。今回は、21歳でビーガンをやめた理由や、肉や魚を食べるようになったいきさつなどを話してくれました。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

フランシスさんによると、ビーガンをやめる2つの理由として大きく“健康”と“利便性”があったそう。しかし、その他に「小さい時に食べた日本食が懐かしかったのかも」とのこと。

日本人の母とアメリカ人の父をもつ彼女はもともと横須賀で生まれ、3歳の時にアメリカへ引っ越したと言います。子どもの頃から祖父母が暮らす軽井沢で夏休みを過ごしていた経験があるからこそ、懐かしさを感じるのかもしれません。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

ビーガンだった時のアメリカでの食生活についても紹介しています。フランシスさんがビーガンになった16歳の頃、アメリカではビーガンの人気が高まり始めていました。野菜や果物に加えて、ビーガンアイスクリームや大豆チキンナゲットなど、たくさんのビーガン用の食べ物があったようです。

代替肉ハンバーガーは普通のハンバーガーのような味であることや、日本よりアメリカの方が種類は豊富でおいしいこと、日本のビーガン用の食べ物は値段が高いことなどを説明します。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

ベジタリアン時代を振り返り「肉と魚は食べ物じゃないと思ってた」とフランシスさん。長年、肉も魚も食べていなかったから体が受け付けなかったとのこと。「でも今となっては信じられない」と自分の考え方の変化を自覚しているそうです。

また、20歳の時に肌トラブルに見舞われ投薬治療を始めたところ、副作用でビーガンの主食である野菜や豆を食べられなくなったという大変な経験についても告白しました。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

さらに、最近の日本での食生活についても答えています。

仕事に追われる平日はコンビニで買ったり、冷凍しておいた作り置きのおかずなどで済ませたりすることが多いそうです。しかし、週末はできるだけ自炊をしているというフランシスさん。薄焼きパンに肉や野菜、豆類などの具材をはさんで焼くケサディーヤや生魚や野菜を使って作るポキ丼が好きと話します。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

アメリカでの日本食のイメージなども話しています。

アメリカで圧倒的な知名度をもつ日本食は、ラーメンと寿司とのこと。ただし日本のそれとは印象が異なるようです。ちなみにフランシスさんは学生時代に回転寿司屋でウェイトレスをしたこともあったと言います。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

その後も両親や祖父母のこと、日本の料理の魅力などさまざまな質問に答えていくフランシスさん。

最後に、今後どんな日本食を食べてみたいかという問いに対して「変わった日本食を食べてみたいと思ってるの」と回答。好奇心旺盛な一面をのぞかせたところで、インタビューは終了しました。

undefined
出典元:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

動画のコメント欄ではたくさんの反応が

動画のコメント欄には、フランシスさんの食生活ついてのコメントをはじめ、ベジタリアンやビーガン、日本の食文化に関する声が集まっています。

日本に来てくれてありがとう!
梅と納豆を食べたって普通にびっくり。
日本には昔から精進料理があるので、参考に。
食べない選択ではなく、感謝していただく精神が大事だと思います。

今回の動画を通して、好きなものを好きなだけ食べられることのありがたさを感じることができましたね。


動画:『アメリカでビーガンだったけど日本へ来てやめた理由【外国人】
協力:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】

『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』
東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせることを目的とした国際交流シェアハウス“サムフラハウズ”。イタリア人のテシさんなど、シェアハウスの住人や友人たちが立ち上げたYouTubeチャンネルに多くの動画をアップしています。外国人から見た“日本の魅力”や海外の現状などを紹介中です。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。