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夜11時を過ぎて外出すると“罰金5万円”…イタリア人女性が母国で受けた“逆カルチャーショック”に驚愕

  • 2024.12.4

東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせる国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。そこで暮らす仲間たちが、外国人から見た“日本の魅力”や、海外の現状などをYouTubeにアップしています。チャンネル登録者数は32.9万人(2024/11/21時点)を誇ります。

今回は、YouTubeチャンネル『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』にある数多くの人気動画の中から『『イタリア人が帰国したら重度の逆カルチャーショックに襲われました』をピックアップ!72万回以上再生(2024/11/21時点)されているこの動画では、日本に暮らすイタリア人女性が、母国に帰った際に受けた“逆カルチャーショック”について紹介しています。

イタリア人女性が母国で受けた“逆カルチャーショック”とは…?

今回動画に登場するのは、日本在住のイタリア人女性・バレンさん。久しぶりに母国へ帰省した際に“逆カルチャーショック”を受けたと話します。

1つ目の逆カルチャーショックは「コロナ対策」。動画が撮影されたのは2021年で、コロナ禍の真っ只中。日本でもコロナ対策はしっかりされていましたが、イタリアはさらに厳しかったそうです。外出していいのは夜11時までと制限されており、その時間を過ぎても外出しているのが警察にバレた場合、5万円程度の罰金が科せられていたのだとか。

また、マスクの着用についても厳しく、着用していない人がいると、周囲の人は「なんで付けていないの?」と、厳しく注意するのだとか。日本でもマスクの着用は徹底されていましたが、マスクをしていない人に対してきつく注意する人は少なかったとバレンさんは言います。

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出典:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

2つ目の逆カルチャーショックは「接客態度」。日本では、どこのお店に行っても、店員さんはお客さんに対して丁寧に対応していると感じるそうです。しかし、イタリアでは「お客さんは神様ではありません」とのこと。

例えば、イタリアでは会計でお釣りが必要となるのを嫌がられることが多いそうです。お店にお釣りのお金がない場合「めんどくさいな~。ほかのお店で(細かいお金に)分けて」と言われたり、場合によっては「お釣りがないから無料です」と対応されたりすることがあるのだとか。

また、家族で買い物に出かけた際、バレンさんのお母さんに店員さんが「カートを取って」とお願いしてきたそう。また、その店員さんはどう見てもバレンさんのお母さんより年下に見えたそう。お客さんを顎で使うこと、年上の人に対して敬意がないことに、バレンさんは驚いたと言います。

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出典:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

3つ目の逆カルチャーショックは「自分自身」。バレンさんは「私は完全にイタリア人じゃない」と感じているそうです。イタリア人の友だちと会話をしていた際「へ~」「マジー!」など、相づちの打ち方や表情が、日本人っぽくなっていたそうです。イタリアでは会話の最中にそのような反応をしないそうで、友だちから驚かれたのだとか。

また、知らない人と話す際、バレンさんは丁寧に接するようになっていたそうです。その様子を見ていた友だちから「なんでこんなに緊張しているの?」と不思議がられたのだとか。さらには、時間も守るようになるなど、5年間日本に暮らしているうちに、日本人っぽくなっていたようです。

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出典:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

逆カルチャーショックを受けたバレンさんは、その経験から自分のことがいろいろ分かってきたと言います。

これは、日本とイタリアの2つの文化を体感し、物事の見方が変わり、頭が柔らかくなったからだそう。結果「絶対に正しい、絶対に正しくないことはもう意味ない。絶対的な価値観や絶対的な現実も存在してない」と今では考えるようになったのだとか。

日本とイタリアの2つの文化の間で暮らすことで、自分のアイデンティティをもっと理解することができたと、笑顔で話してくれました。

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出典:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』(YouTube)

動画にはたくさんのコメントが!

この動画のコメント欄には以下のようなコメントが寄せられていました。国ごとの文化や価値観を尊重するバレンさんの姿勢に感銘を受けた人が多いようです。

あくまで文化の違いであって良し悪しでは無いと思っていそうなところがとても好感持てます。
二つの文化で、自分を知って、更に自分が成長している実感があるんですよね。
文化比較をポジティブに消化しているのは素晴らしいと想います。
絶対的に正しい、正しくないなどこの世にはなかったのでしょうね、同感です。

今回の動画では、日本とイタリア、2つの国で暮らしたバレンさんを通じて、異なる文化や価値観を尊重することの大切を学ぶことがきました。


動画:『イタリア人が帰国したら重度の逆カルチャーショックに襲われました
協力:『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】

サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】
東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせることを目的とした国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。イタリア人のテシさんなど、シェアハウスの住人や友人たちが立ち上げたYouTubeチャンネルに多くの動画をアップしています。外国人から見た“日本の魅力”や海外の現状などを紹介中です。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。



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