「変な食感…」昭和レトロな屋台でイタリア人ジャーナリストが驚愕した“おでんのネタ”とは…？

『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』は、国際色豊かなシェアハウスの住人や元住人などが運営するYouTubeチャンネル。メンバーが、外国人の目から見て感じた“日本の魅力の再発見”や、海外の現状と魅力を伝える動画をアップしており、登録者数は32.8万人（2024/11/19時点）に上ります。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『まるで昭和？外国人が感動する日本食がこちらです』をピックアップ！10万回以上再生（2024/11/19時点）されているこの動画では、イタリア人ジャーナリストのテシさんが屋台のおでんを訪れる様子が紹介されています。

昭和レトロ感あふれるおでん屋台に感激！

ケンブリッジ大学の日本学科を卒業し、現在は日本でジャーナリストとして活躍する、イタリア人のテシさん。今回は、鶯谷の銭湯前に出店しているおでん屋台を訪れました。

今では、おでん屋台は都内に2軒しか残っていないそうです。

おでんの具は35種類ほど用意されていました。どれも味が染みこんでいそうな見た目で、おいしそうです。

まず、テシさんは大好きなお餅としょうが天をオーダー。

早速一口食べて「味が染みているので、かなり濃い味です。おいしい」と気に入った様子。「お餅は柔らかくてチーズみたいです」とコメントします。

また、テシさんを驚かせたのが、屋台に備え付けられた小さなテーブル。

「屋台に食べる場所があるとは思わなかったです」「屋台で買ってあとは食べ歩くか、広場のテーブルや椅子で食べるかといったイメージだったので…。ここはすごいですね」と感想を述べました。

「おでん」と書かれた小さな行灯や、本物のオイルランプなどが置かれた屋台の様子を見て、テシさんは「昭和レトロ」という言葉で表現。また、銭湯の前にあることを踏まえて「銭湯に入ったあとにおでんを食べたら、そのままゆっくり寝られそう…」と、想像していました。

おでんの作り方に興味津々！初めて食べた牛すじの味は…？

おでんがどうやって作られているのか、興味津々のテシさん。ご主人にお店の味の特長を尋ねます。

だしのベースは天つゆで、そこに具材からいろんな味が出てくるのだとか。「生姜や油揚げ、お肉の味、カレー風味に味付けした具材、魚、貝とか…。全部からいろんな味が加わる」と、詳しく説明してくれました。

その後、テーブルで相席になったお客さんから「おでんといえば、大根がないと始まらない」と言われたテシさん。それならばと、大根を頼むことにしました。

大根と牛すじ、そしてお餅をもう一度オーダーします。ちなみにご主人いわく「外国人はみんなお餅が好き」なのだとか。

牛すじを初めて食べたテシさんは驚いて「変な食感」と、正直にコメント。牛すじのコラーゲンの部分のことでしょうか…。味はおいしかったそうです。

屋台にはおでんの人気ランキング表が貼られており、テシさんはそれを興味深く見つめていました。ご主人によると、往年の歌番組で使われていたランキング表をヒントに作ったのだそう。

最後に、今回の様子を振り返ったテシさん。

現在では数が少なくなってきているおでん屋台で、知らない人と一緒におでんを食べるという経験ができ、貴重な時間を過ごせたと感じたようでした。

すっかり日本人！？なテシさんに驚嘆の声

投稿元のコメント欄には、テシさんの日本への造詣の深さに驚嘆する声が多く挙がっていました。

テシさんのおっしゃる通り。雰囲気が昭和レトロそのものです。よくわかりますね。そこまで理解されているんですか。すごい。

 屋台でおでん食って酒を呑んで、昭和レトロなんて言葉を使うテシさん、もう日本人。

 都内にこんな昭和レトロの素敵な雰囲気のお店があるとは驚きです！ 紹介ありがとうございます。 テシさんの食べっぷりもいいです。

おでん屋台はめったに見かけなくなり、日本人でも屋台でおでんを食べた経験はなかなかできなくなってきました。改めて、そのような屋台の良さを確かめられる動画でした。

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動画：『まるで昭和？外国人が感動する日本食がこちらです』
協力：『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』

サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】
東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせることを目的とした国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。イタリア人のテシさんなど、シェアハウスの住人や友人たちが立ち上げたYouTubeチャンネルに多くの動画をアップしています。外国人から見た“日本の魅力”や海外の現状などを紹介中です。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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