「死ぬつもりで辞めました」舞台の初日直前に出演を辞退…→タイ・バンコクへ逃避行した“ベテラン女優”といえば？

女優には、華やかな舞台の裏に誰にも見せない葛藤やプレッシャーがあるものです。その重圧に耐えきれず、大きな決断を下すこともあります。今回は、舞台の初日直前に突如出演を辞退し、タイのバンコクへ逃避行した日本を代表する女優についてご紹介します。

舞台の初日直前に突如出演を辞退→タイ・バンコクへ逃避行した女優とは？

さて、クイズです。「死ぬつもりで辞めました」と語り、舞台出演を辞退して海外へ逃避行した女優とは誰でしょうか？

ヒント…

① 数々の映画やドラマで圧倒的な存在感を放ち続ける実力派女優

② 映画『高校生ブルース』で主演デビューした女優

「戻るつもりはなかった」「懐の深い人に助けられた」

答えは、女優の高橋惠子さんです。

このエピソードは、2019年5月17日に放送されたフジテレビ系『ダウンタウンなう』で語られたものです。高橋惠子さんは、1979年、舞台公演の初日を目前に控えた高橋さんは突然出演を辞退し、タイのバンコクへと向かいました。この衝撃的な出来事は当時大きなスキャンダルとして報じられ、多くの人々を驚かせました。

高橋惠子さんは、当時の心情について「死ぬつもりで辞めました」と明かしています。「舞台を途中で放棄するなんて通常では考えられないこと。でも、途中で死ぬのもいけないと思った」と語り、限界を超えた苦悩を抱えていたことを振り返っています。一緒にバンコクへ向かった男性は独身で、駆け落ちではなく「懐の深い人に助けられた」と説明しています。彼女は「戻るつもりはなかった」とその時の決意を語っています。

タイで過ごした112日後、帰国した際には大勢の記者が空港に集まりました。飛行機の機内アナウンスで名前を呼ばれた高橋さんは「他の芸能人の話かと思った」と振り返ります。一緒にいた男性は名前を呼ばれなかったため先に飛行機を降り、高橋さんは記者に囲まれた中で一人で対応しました。

「懐かしいですね」と当時の出来事を笑顔で振り返る高橋さんですが、舞台を辞退した背景には心の限界を感じていた切実な思いがあったことを語っています。

この逃避行事件は高橋惠子さんにとって大きな転機となりましたが、その後も高橋さんは映画やドラマで第一線の活躍を続けています。スキャンダルを乗り越えた彼女の努力と才能が、世間から再び信頼と支持を得る結果となりました。

エピソードを知るとより好きになるかも

高橋惠子さんは、舞台を辞退し逃避行するという大きな決断を下しましたが、それを経てさらに女優としての深みを増していきました。このエピソードを知ると、高橋さんの作品に込められた思いや人間味を一層感じられるのではないでしょうか。

これからも高橋惠子さんの活躍に期待が高まります。その過去と現在の姿を知ることで、作品への理解がより深まり魅力をより感じられるのではないでしょうか。

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