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「地べたをちゃんと知らなきゃな」役作りのため1ヶ月間野宿生活を続けた“実力派俳優”とは?

  • 2024.11.18
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

俳優が作品のリアリティを追求するために、体や生活を徹底的に変えるエピソードはよく話題になります。

体重を極端に増減させたり、特定の生活スタイルを経験したりと、役に徹する俳優の努力には驚かされます。

役作りのために1ヶ月間野宿を続けた俳優とは?

俳優が作品のリアリティを追求するために、体や生活を徹底的に変えるエピソードはよく話題になりますが、そんな中で、実際に「役作りのために1ヶ月間野宿を続けた」俳優のエピソードをご存知でしょうか?

答えとなる俳優の徹底的な役作りの姿勢は業界でも特に注目されています。

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

答えは…森山未來さんです。

「地べたをちゃんと知らなきゃな、と思って」

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(C)SANKEI

森山未來さんは『WATER BOYS』や『モテキ』など、数々のヒット作に出演。その高い演技力と作品への情熱で広く知られています。森山さんの役作りに関するエピソードとして有名なのが、舞台でドラァグクイーンの役への深い理解を得るために実際に1ヶ月もの間、野宿生活を続けたという話です。

役者としてドラァグクイーンの役に入り込むため、森山さんはあえて家や快適な場所から離れ、都内の公園で1ヶ月もの間野宿生活を続けるという過酷な体験をしたといいます。野宿生活を選んだ理由について、森山さんは「役の性格を考えた時に地べたを這いずり回っているイメージがあったから、地べたをちゃんと知らなきゃな、と思って」と2020年の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で語っています。

森山さんは、この体験を通じて得たものが自らの演技に大きな影響を与え、作品の中でよりリアルな表現ができたに違いありません。夜風や気温の変化、そして夜間に感じる孤独感など、通常の生活では感じられない感覚を通じて、キャラクターの内面に深く入り込めたのではないでしょうか。

エピソードを知るとより好きになるかも

役者にとって、ただ台本を読んで演じるだけではなく、体験を通じて感じたリアルな感覚を演技に反映させることが、より深い役作りにつながることを、森山さんは示してくれました。

こうした努力と覚悟があるからこそ、森山未來さんの演技は観客に強い印象を残し、感動を与えるものとなっています。役に対して真剣に向き合い、徹底的に準備をすることで、観客を物語に引き込むリアリティを生み出しているのでしょう。