上川隆也さん主演の、フジテレビ系水10ドラマ『問題物件』の第1話が1月15日に放送されました。上川さんは、35年という長い俳優キャリアの中で、意外にもフジテレビドラマ初主演となります。
『問題物件』は、誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマです。
コナン脚本の作家が原作!
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つ謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)と、お人よしのヒロイン若宮恵美子(内田理央)が鮮やかに解決していきます。
原作は、映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本などを手がける作家・大倉崇裕氏の『問題物件』、『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで、『問題物件』を待望の映像化です。
第1話あらすじ
大島不動産販売・営業部から左遷され、新設部署・販売特別室に配属となった若宮恵美子(内田理央)。配属初日、恵美子が呼ばれた先は、亡き前社長の息子で、若くして大島不動産販売の役員でもある大島雅弘(宮世琉弥)と、愛犬の犬太(コラレ)がいる豪邸でした。遅れてやってきた片山芳光(本多力)は、雅弘を販売特別室の室長だと紹介します。
片山から告げられた特別販売室の業務内容はお客様や取引先からのクレーム対応。恵美子の初仕事は借りたら必ず死ぬ部屋の実態を調べるというものだったのです。その部屋では、借りた人が過去に5人連続で自殺で亡くなっていて、新しい入居者が怖くて住むことができないとクレームがあったとのこと。心霊現象が何よりも苦手な恵美子でしたが、雅弘は車椅子ユーザーで外出しない引きこもりのため、調査は恵美子一人で行う羽目になってしまいます。
恵美子は、管理人の須貝森次と部屋に入ると、そこに現れたのは不動産の調査員と名乗る謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)。「吾輩は犬である」と嘯きとことんマイペースに振舞う犬頭に、恵美子はあっけにとられつつもついていきます。
部屋の謎を調べるため、その部屋に入居を予定している心霊系動画配信者の相田英司に会いに行ったものの、今回の調査依頼者は相田本人ではなく相田の恋人・志田清美であり、彼のことが心配になって依頼したことが判明。相田本人は動画の再生数を稼ぐため、あえてその部屋を借りたいと言います。恵美子は調査打ち切りを決めますが、犬頭はなぜか調査を続けると宣言。犬頭の知人で元刑事の探偵・有村次郎(浜野謙太)の協力の元、さらに深い真実を調べ始めますが…。
テンポ良い展開と愛らしい犬!
SNSでは「これからの展開がとても楽しみです」や「今まで見たことがない上川さんのキャラ」などドラマを楽しんだ視聴者の声が集まっています!
第1話は、心霊現象が起きる物件が今回のエピソードの題材でしたが「家族でハマりました」という声がある通り、ホラー色よりエンタメ色が強く幅広い年代が楽しめる内容でした。謎の男を演じる上川さんの存在感と、四苦八苦しながら調査に挑む恵美子を演じた内田さんのコンビネーションがバツグンで、ドラマのテンポの良さに相まって、あっという間の1時間!
ドラマの最後には、犬頭は犬太ではないのか?!と疑う恵美子ですが、その視線に首を傾げたり顔を前足で掻く仕草がとても愛らしい犬太(コラレ)…。ワンちゃんの登場も見逃せないポイントとなっていますね。
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