【冷凍チャーハン】普通に温めてませんか…？メーカー直伝の“裏ワザ”を試したら、目からウロコだった！〈企業直伝の裏ワザ２選〉

「とろみ不足」だったり、「加熱ムラ」があったりと、調理中はさまざまな悩みがつきもの。

そんなお悩みを解決するのが、有名食品メーカー直伝のテクニックです。

今回は、「バーモントカレー」などで知られるハウス食品グループがホームページでご紹介する「カレーにとろみをつける方法」や、冷凍食品メーカーのニチレイフーズがX（旧Twitter）で提唱している「冷凍チャーハンを均等に温めるの工夫」を、実際の検証結果とともにご紹介します。

1．カレーにとろみをつけるコツ

「カレーを作ったら、思った以上にとろみがなくてシャバシャバになっちゃった」なんてこと、ありませんか？とろみを出すためにルウを足す方法もありますが、そうするとカレーの量がどんどん増えてしまいます。

「バーモントカレー」などで知られるハウス食品グループのホームページでは、ある野菜を使った“カレーのとろみ不足対処法”を紹介しています。実際に検証してみました。

使うのは、じゃがいもとすりおろし器！じゃがいもはカレーの具材として使う場合が多いので、余ったものを利用するといいでしょう。

生のじゃがいもの皮をむいたら、すりおろします。

鍋の火を止め、沸騰がおさまったら、すりおろしたじゃがいもを汁ごとくわえてよく混ぜましょう。

今回は、3皿分のカレーにティースプーン1杯程度のすりおろしたじゃがいもを入れてみました。好みのカレーのとろみ具合によって入れる量は異なるので、その都度とろみ具合を見ながら調整してください。

再び火にかけて、弱火で10分以上かき混ぜながら煮込めば、完成です。

写真だと少し分かりづらいですが、カレーにとろみが出ました。先ほどのシャバシャバ具合が嘘のように、カレーが具材によく絡んでおいしそうです！

電子レンジで温めるだけで、いつでもパラパラの本格チャーハンが食べられる、冷凍チャーハン。忙しい日のランチや夕食に重宝するため、常にストックしているという方も多いですよね。

そんな便利な冷凍チャーハンですが、温めムラによって、一部分が冷たいままになってしまうことはありませんか？

冷凍食品メーカーのニチレイフーズ（@nichirei_foods）のX（旧Twitter）では、“冷凍チャーハンの温めムラを防ぐ方法”が紹介されていましたよ。実際に検証してみました！

今回ご紹介する方法ですが、特別な道具などはいっさい不要。加熱目安時間もパッケージ裏に記載されているとおりでOK。

ポイントは、冷凍チャーハンの“盛り付け方”なんです！

まずは、いつもどおり平皿にザーッと冷凍チャーハンを出しました。お米や具材が山のように盛り上がっています。これで1パックの半量です。

そしてこちらが、ニチレイが提唱する“温めムラが起きにくい”盛り付け方。真ん中に穴を空いて、ドーナツのような形にするだけ。こちらも先ほどと同様、1パックの半量を盛り付けています。

盛り付け方を変えるだけで、本当に温めムラを解消できるのでしょうか…？

両方ともパッケージ裏面の温め方にしたがって、ラップをかけずに500Wの電子レンジで4分20秒間温めてみました。

まずはいつもどおり盛り付けた方をいただきます。

お皿のはしっこの方はしっかり加熱できていましたが、中央の下の部分はやっぱり冷たい！

せっかくの本格的なチャーハンも、温めムラのせいでおいしさが半減してしまっています…。

次に、ドーナツ状に盛り付けた方をいただきます。

はしっこや中央など、さまざまな部分をスプーンですくってみましたが、どこを食べても湯気が立つほどアツアツ！温めムラがバッチリ解消されていました。

さすがニチレイさん…。目からウロコのワザでした。

食品メーカーが教える便利なライフハックを二つご紹介しました。どちらもメーカーを代表する商品の一つなだけあり、効果てき面でしたよ。

どちらとも次回からすぐに足せる方法なので、ぜひお試しください。

※記事の内容は執筆時点の情報です
※すりおろし器を使う際は十分注意してください