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計算方法を覚えてる?「12+(20−11)×7÷3」 小学生でも分かる問題に挑戦!

  • 2024.11.18
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電卓に式を入力すれば、必ず正しい答えが出る――そう思い込んでいませんか?

実は、式を左から順に数値と演算記号をそのまま入力するだけでは、電卓が間違った結果を表示してしまう場合があります。

今回の問題も、そのようなケースの一例です。果たして、あなたは正しい答えを導き出せるでしょうか?

問題

次の計算をしてください。
12+(20−11)×7÷3

解答

正解は、「33」です。

あなたの出した答えと一致したでしょうか?

もし間違っていたという人は、次の「ポイント」で計算過程を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「計算の順番」です。

計算は、必ず式の左から順にすればよいわけではありません。以下のような、計算の優先順に関するルールがあるからです。

<計算の優先順>
1.()の中の計算
2.掛け算、割り算
3.足し算、引き算

最も優先順が高いのは( )の中、次に掛け算と割り算、最後に足し算と引き算となります。なお、同じ優先順の計算に関しては、左から順に計算するのが正解です。

では、この優先順のルールに従い、今回の問題を計算していきましょう。最初は、( )の中から計算を始めます。

  12+(20−11)×7÷3
=12+9×7÷3

次に、掛け算と割り算の計算をします。この式には、掛け算と割り算が一か所ずつありますが、この二つの優先順は同じなので、左から順に計算します。

  12+9×7÷3
=12+63÷3
=12+21

最後に、足し算の計算をすれば、答えが出せます。

  12+21
=33

なお、一般的な電卓は打ち込んだ順に計算を終えていきます。左から順に数字と演算記号を入力するだけだと、先に12+20を計算してしまい、正しい答えを出せません。

まとめ

今回の問題では、計算の順番がポイントになりました。

計算の優先順は、「( )の中→掛け算と割り算→足し算と引き算」の順になります。これを無視して左から順に計算すると、間違った答えが出てしまうことがありますので、注意しましょう。

他にも計算の順番がポイントになる問題を用意していますので、ぜひご覧ください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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