意外と答えられない大人が多い？！「151×317」

三桁の数×三桁の数の掛け算を見たら、あなたはどうやって計算しますか？

筆算をするのが普通かもしれませんが、結構時間がかかるので、めんどくさいと感じる人が多いのではないでしょうか。

実は、三桁の数×三桁の数はインド式計算法を使うと簡単に計算できる場合があります。

どんな計算法か知りたい人は、今回の問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしてください。
151×317

解答

正解は、「47867」です。

普通に筆算しても答えは出せますが、インド式計算法を使うとより簡単に計算できます。

次の「ポイント」でやり方を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「各桁ごとに答えを出す三桁×三桁のインド式計算法を使うこと」です。

日本の筆算では、掛けられる数に対して掛ける数の一の位、十の位、百の位をそれぞれ掛け、最後にすべての答えを足して答えを求めますね。

一方、三桁の数×三桁の数をインド式計算法で計算する場合、次のように各桁ごとに答えを出していきます。

 

ただし各桁の計算が10以上になるときは、上の位に数字を繰り上げてください。

では、今回の問題をインド式計算法で求めていきましょう。

これで答えが出ましたね。

まとめ

今回の問題では、三桁の数×三桁の数のインド式計算法を紹介しました。

インド式計算法では、各桁ごとの答えを書き並べて、最終的な解答を出します。縦や斜めに掛け算する独特の方法は一見面倒に見えますが、慣れてくるとスピーディーに計算ができるようになります。

もっとインド式計算法を試してみたいという人は、他の問題にもぜひ挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

監修：株式会社カルチャー・プロ（公式HP / インスタグラム）

「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。