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これどうやって計算するか覚えてる?「5/7–0.1×5」→正しく計算できる? 

  • 2024.11.19
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分数と小数を含んだ計算は、どのように計算をすれば良いのでしょうか。

今回はそのような問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
5/7–0.1×5

「小数と分数が混ざった計算」です。

今回の問題は、わかりやすいように分数で計算を行っていきます。

解説

今回の問題の答えは「3/14」です。

また途中の計算式は次のようになります。

5/7–0.1×5
=5/7–1/10×5
=5/7–1/2
=10/14–7/14
=3/14

どのように考えたか、順に解説をしていきます。

掛け算「0.1×5」の計算

まずは掛け算からです。

「0.1×5」の部分を取り出し、小数の計算を行っていきます。

この解説では、「分数に直す→掛け算」としていますが、「掛け算→分数に直す」でも構いません。

まず「0.1」を分数に直します。

これは「1/10」となります。

よって、この部分の掛け算は次のようになります。

0.1×5
=1/10×5
=5/10
=1/2

「5/7–1/2」の計算

掛け算の計算をしたことで、元の式は「5/7–1/2」になりました。

分数同士の引き算です。

分数同士の引き算では、通分をしましょう。通分とは、分母を同じ数に揃えることです。

分母が同じ数になれば、分子を引き算するだけとなります。

5/7–1/2
=10/14–7/14
=3/14

よって、今回の問題の答えは「3/14」です。

まとめ

「小数と分数が混ざった計算」では、最初に小数と分数のどちらで計算をするのかを決めてから、計算を始めると良いでしょう。

その後の計算は、通常の計算規則と同じですが、分数の計算には注意が必要です。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」